2017年5月

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こちらのページは 随時加筆してゆきます。今月の花のコースは「杜若」。アヤメ科の美しい花です。 昔から短歌や俳句にもよく読まれて、その名前を聞くとこの時期を思い描く方も多いのではないでしょうか。密かに子供の頃に遊んだ花札に描かれた杜若を(菖蒲とも言われますが・・・)懐かしんでいたりするのはナイショです(笑)さて、実は最近ブログがなかなか更新されないことに、やきもきされている方も多いかと思います。申し訳ございません。このブログを楽しみになさっているとのお声も聞こえてきていて、ああ、早くブログを書かなきゃと気持ちばかりが先行してしまうこの頃です。内容も、以前に比べてだいぶ簡素になってしまって申し訳ございません。実は、最近3年間勤めてくれたサービスマンが卒業しまして、彼に任せていた裏方業務を一手に僕が担っているのですが、そこで溜まっていた仕事が色々と発覚したり、ワインリストになかなかたくさんのワインがまだオン・リストされていなかったり、ワインの値付けがだいぶ古く、再検討が必要であったり、予約システムの変更や、クルティーヌ会員の再管理、と、宿題が山ほどできてしまって、対応に追われていました。
加えて結婚。もうすでに、多くの方にお祝いの言葉や品々、ご祝儀を頂いてしまって、嬉しい悲鳴をあげつつ、「さて、どうお返しをしたものか」と思案に暮れておりますが、その式や、パーティーはやはり手を抜かずにしっかりとやって、皆様に奥様をご紹介させていただきたかったし、もちろん奥様にも皆様をご紹介したかったのもあるのですが、さすがに、一気に80人近い方々を紹介しても、なかなか覚え切れないようです(笑結婚式の様子は、ここに書くと長くなりすぎるので、次回としますが、なにせ、忙しく、寝る間を惜しみつつ、充実の新婚生活も可能な限り楽しんでおります。

欲を言えばあと一日24時間が25時間であれば・・・・

では、お料理の説明に入ります。
今月は新緑、若葉をイメージして・・・

かきつばた:杜若  < Menu ILis>  ¥ 8,900 (要予約) 6/8 まで
Petit Consomme double
小さな琥珀色のコンソメスープ

あまりにも有名な、フランス料理の代名詞とも言われる料理です。
フランス時代のある日、気の置けない料理人と酒を飲みながら話していた時、ふとコンソメスープの話題になって、互いに熱を帯びてしまって気付いたら朝だった、というくらい語りつくせない想いのある料理です。

ところが、最近はめっきり姿を見せなくなりました。
手間も時間もお金もかかる上に、技術的にもとても難しい料理です。仕方がないといえば仕方がないのですが、唯一お目見えする結婚式の披露宴などでは、委託業者のレトルトのコンソメスープばかりが目に映るようになりました。本来の姿に出会えず、個人的に落胆しているというのが正直なところです。

クルティーヌでは、オープン以来、もっぱら、誠実にあるべき姿で作り続けております。
そのコンソメスープはアミューズブーシュ(お通し)としてご提供しています。チャージ料や席料は頂かないので、厳密にはお通しとも違うのかもしれません。特に心を込めているので、お代をいただくのが無粋な気がしてそうしています。アミューズの一口しかご提供できませんが、訪れたすべての方に、心ばかりのおもてなしとして一番最初にお持ちしております。
料理は自然の恩恵の下で成り立ちます。その生命の滋味にあふれた琥珀色が心に染み入るのを感じながらお召し上がりいただけると幸いです。
45L鍋の底が見えるほど澄んだ黄金色のコンソメスープ。

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材料は、牛骨10kg ヒナ鶏ガラ7kg 鶏手羽先5kg 仔牛のスネ肉4kg 仔牛スジ2kg 牛スジ2kg 牛挽肉3kg 玉ねぎ2kg 人参2kg セロリと根セロリ500g トマト600g ニンニク100g白ワインとコニャック1.5kg ハーブやスパイスetcで 40.4kg。
こちらを煮込んで、コンソメスープのベースを作ります。
そのベースへ、新たに挽肉などを加え、卵白で澄ませてゆくと…黄金色。

そして、黄金色を煮詰めて、凝縮させてゆくと… 琥珀色に変わる。
40kgの食材からゼラチン質を極力出さないようにして、旨味と香りのエキスだけを取り出した贅沢なコンソメスープの出来上がり。
40kgを超える材料を使い、2日かけて作って、出来上がりは僅か4L。

やはり、美味しいものは綺麗ですね。

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Tablé de Chinchards au blé et concombre.
一本釣りの初夏の真鯵の塩締め 押し麦と胡瓜と青トマトのタブレ仕立て
/ ムントク白:インドネシア

千葉の海岸線で育った僕にとって鯵は、とても思入れのある魚で、とても好きな魚です。特に初夏に真鯵が一番美味しくなります。
最近とても暑いですが、夜は少し冷えたりする季節の変わり目なこの時期なので、体を整える意味で整腸作用が期待出来る押し麦を抜擢。ささやかな清涼感が欲しくて、暑い体を内から冷やす胡瓜や青トマトとともに。250℃で火入れた、酸の丸くなった香り高いレモンのピュレや、胡瓜のパウダーもお楽しみください。

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胡椒は木の香りが感じられるムントク白胡椒、ワインにはプロヴァンス地方の自然派ワインを合わせます。

仏・プロヴァンス地方(ロゼ) / グルナッシュ サンソー
2016 アンソランス/エスタンドン

insolenceは「生意気」
そのヴィジュアルと口先で弾ける香りのインパクトは登場するだけで魅了する。

最近の暑さはやはりロゼを呼びます。辛口の、香り豊かでありながら爽快なロゼ。
こちらを飲まれた方はほぼ皆様お代わりされます。というのは言い過ぎですが、大変好評を得るワインです。

Sautée de Noix de St-Jacques au Basilique
春堀の山芋 青柳の小柱 アスペルジュ・ソーヴァージュ バジル / 完熟赤胡椒:マレーシア

この時期の春掘りの山芋は絶品。山芋の香りが抜群に良くなる季節になりました。
加えて、青柳の貝柱。小さな貝柱ですが、今が一番美味しい時期です。 アスパラガスソーヴァージュにバジルの香りを添えて

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仏・ブルゴーニュ地方(白) / アリゴテ
2015 アリゴテ  /  アリス エ オリヴィエ ド ムール
1995年から、徐々に除草剤などの使用を減らし、2005年よりビオロジック栽培へ転換。2008年に認証を取得した。ビオロジック農法に基づいて造られた買いブドウ(もしくは手作業で収穫された果汁)を使い、より多くのシャブリを生産、他品種でのワイン造りにも挑戦している

Soupe de fêve son gelée et Emulution
冷たい空豆のスープ そのジュレと泡 / ペンジャ・サラワク白:カメルーン

ソラマメの時期ですね。でも、空豆は鮮度が命。納品されたらとにかく手早く下処理してしまいます。
美味しいそら豆のスープは、鮮度に気をつけて豆を選定し、大量に仕込むことでより美味しく出来上がるのは秘密です。
今回はさっぱり冷製スープにそら豆のゼリーと泡を添えてご提供します。

合わせるペンジャのサラワク胡椒はキレ味と洗練。ぼやけがちなポタージュを優しく引き締めます。今回はここで日本のお酒を合わせて。

日・三重(純米酒) / 「るみ子の酒 夏」

三重の地酒・森喜酒造から。
 無濾過生。  
ブルーラベル、ブルーボトルの夏酒で、アルコール度は少し弱めの14度。爽やかで軽快な中にも、しっかりと旨味のある造りが心地よい。最初はキンキンに冷やしてサーヴしますので、その軽快さを味わい、徐々に室温に近づけば、本来のるみ子の酒らしいうまみが増すのを感じます。

涼しげでスッキリした味わいが信条の夏仕立てなお酒。
Feuilletée de crustassé au sauce Beurre blanc de cidre.
オマール海老と海老芋と蓮根のパイ包み シードルのソース・ブールブラン
/ サラワク白 : マレーシア

さて、そろそろオマール海老が食べたくなる季節です(だいぶ個人的ですが。)
オマール海老をホタテとエビ芋のムースで包み、蓮根を忍ばせて、パイで包みました。ソースはノルマンディーの自然栽培農家から届いたシードルを使ったブールブランソース。

スペシャリテのオマール海老のロティ コライユソースも、ご注文される方が増えてきました。こちらは一尾単位でご注文いただけます。もちろんシェアされても構いません。ぜひ。

サラワク白胡椒で爽やかなスパイシーさを。

仏・ブルターニュ
シードル / ヴァル・ド・ランス

ブルターニュにあるシードル専用のリンゴ園で収穫されたリンゴは、屋外の倉庫に一つ一つ並べられ、完熟するまで約2週間保管。皮ごとすり潰されたリンゴは、香りと色を引き出すために、大きな樽の中で5〜6時間寝かされ,そして搾りだされたリンゴ果汁のうち、”ムー”と呼ばれる一番搾り果汁のみが、シードルとなります。発酵樽の中で1〜4週間かけて発酵させ、リンゴの糖分がアルコールに変わるのを自然の時の流れに任せてゆったりと待ちました。

Veau façon Courtine (fromage-blanc,Champignon de paris ,Asperge vert)
春草を食む仔牛(仏産)のロティ クルティーヌ・スタイル (フロマージュブラン、マッシュルーム、アスパラガス) / サラワク緑胡椒のミニョネット : マレーシア

パリ時代のクルティーヌの2006年初夏のスペシャリテ。当時雑誌やテレビに取り上げられて、初代イヴ・シャルルの天才っぷりに舌を巻いたものです。
旬で食材が揃う時期限定な上に、他にも調理上の色々な制約があるため、なかなかご提供できない幻のスペシャリテ。

仏・ローヌ地方(赤)/  シラー 100%
2013  コルナス / フィリップ パカレ

今回は、天才のワインをご用意します。自然派ワインを語る上で絶対に忘れてはならないのがこのフィリップ・パカレという作り手です。一見すると芸術家のような風貌ですが、その温和な人柄は、たくさんの人を魅了し、彼の話し一つ一つに宿る芯のある言葉には周囲を感動させる力があります。すでにいろいろな逸話を彼は持ちますが、中でも有名なのはD.R.C(ロマネコンティ社)の醸造長の話を断ったことでしょうか。その彼が、知る人ぞ知るコルナスという最高のワイン地で、本物のワインを作ってくれました。実に9年ぶりのリリースだそうです。
僕も本当に感動したので、でき得る限り仕入れましたが、あまりにも人気なパカレのしかもコルナスですから、すぐに無くなってしまうかもしれません。ぜひお早めにご来店いただき、その本物の味わいをお楽しみください。
Sorbet Prum Gelée de Riesling
ルバーブのソルべ と リースリングのジュレ キュベベ胡椒

真っ赤なフキのような形のルバーブ。 フランスから空輸で届いています。

Assiette Melon.
メロンとミント オリーブオイルのアイス添え

最後はさっぱりとメロンを。こちらもパリのクルティーヌ時代から毎年この時期に提供していた取り合わせで 初夏を感じる爽やかなデザートです。

仏・バルサック(貴腐ワイン)/ ソーテルヌ / ルーミュー ラコスト

ソーテルヌ地方バルサックで造られる極甘口ワイン。有名なソーテルヌワイン。特殊な環境下でブドウに着く貴腐菌が余計な水分のみを奪い、とても味わいの濃い貴腐ブドウに変えます。そのブドウから造られる綺麗な凝縮感たっぷりのバルサックの極甘口ワインと、メロンとの相性をお楽しみください。

Pain et Beurre
クルティーパン と フランス産パムプリーバター

Mignardise 3 valiete
小さな3種のフランス菓子

Café ou Thé ou Infusion.
食後のひととき
「阿佐ヶ谷カフェフレスコ」:エスプレッソ、コーヒー
「マカイバリ」:ダージリン、アッサム  又は  フレッシュハーブティー

※ 消費税は料金に含まれております。

※ コースの内容表記では、料理名だけに留めております。実際は料理によって胡椒も変え、調味いたします。

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ディナーのプリフィクスコース(コース内容を選べるコース)のご紹介

※ 食材の入荷により売り切れの場合がございます。
ご希望のお料理がございましたらご予約の際にご確認ください。

< プリフィクス > (フランスの伝統料理や古典、パリの頃からのクルティーヌのスペシャリテもお選び頂けるコース)

・A ¥5,700
小さな琥珀色のコンソメ + 前菜2品 + メイン + デセール + パン + オリーブ油 + コーヒー 又は 紅茶

・B ¥7,600
小さな琥珀色のコンソメ + 前菜3品 + メ イ ン + デセール + パン + パンプリーバター + コーヒー 又は マカイバリ +3種の 小菓子

・C ¥8,400
小さな琥珀色のコンソメ+ 前菜2品 + メイン2品 + デセール + パン + パンプリーバター + コーヒー 又は マカイバリ +3種の 小菓子

・「シェフお任せコース」もございます。こちらのページの最後にご案内します。

< Les Entrees >  前菜  (使用する胡椒名:産地)

・新玉葱のポタージュ 九条ネギを添えて(ペンジャ・サラワク白:マレーシア)

新玉葱で柔らかな味わいのポタージュです。九条ネギの香ばしさがアクセントとなる自慢のスープ。「ぶらぶらサタデー有吉くんの正直散歩」でもゲストに人気のあったスープです。

・茹で上げホワイトアスパラガス(フランス:ロワール 県)と温泉卵 黄ワインのソース   (ムントク胡椒 : インドネシア)

フランスのランドより美味しいホワイトアスパラが届いています。そろそろ収穫も終盤。なくなる前にぜひお召し上がり頂いきたい一皿です。 (有吉くんもその美味しさに驚いていました。)

・フォアグラを練り混んだマグレ鴨のパテ・ド・カンパーニュ  (カンポット赤完熟:カンボジア)

「パテ・ド・カンパーニュ」はフレンチ好きな方は間違いなく食べたことあるかと思います。美味しいですね。もちろん豚肉を使ったものが通常。ですが、たまにはこういうパテもいいですよね。

・美食家のブーダン・ノワール 食べ比べ (長胡椒:石垣島)
(クリスチャン・パラの世界一のブーダン・ノワールと、クルティーヌのブーダン・ノワール食べ比べ)
豚の血と、21種スパイスを使ったフランス伝統料理をクラシカルに。長胡椒のアクセントで。 ノワールとは“黒”という意味。
詳しくはこちら

当店オリジナルレシピと共に、世界一との呼び声高いクリスチャン・パラのブーダンもフランスから届き、添えております。

なぜ2種類?という疑問を持たれるお客様が結構多いので簡単にご説明します。実は、クリスチャン・パラーのブーダン・ノワールに惚れ込んで、自分でレシピを起こしたのがクルティーヌのレシピの方です。
パリの一つ星当時、14区のラ・メゾン・クルティーヌでは、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを焼き上げて提供していました。
休憩時間や休みの日に勉強に行っていた熟成肉の名店 ル・セヴェロ でも、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを使っています。それほどに、シェフたちから信頼の厚いブーダン・ノワールですが、日本には、やっと最近(2015年11月)輸入が可能になったばかりで、それまでは日本では手に入りませんでした。

しかし、どうしてもフランス当時と同じクオリティのブーダン・ノワールを提供したくて、試行錯誤を続けてきたものが今日皆様に提供しているクルティーヌのブーダン・ノワールとなります。
その後、最近になって、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールが輸入されるようになり、だったらやはり本家の方を使うべきだよねってことで、クルティーヌのブーダン・ノワールの存在価値がなくなってしまいました。
そこで、せっかく作り上げたオリジナルのブーダン・ノワールのレシピなので、今度はその背中を追いかけるのではなく、独自の個性をもたせ、洗練させていきたい思うようになります。
ですので、クルティーヌのブーダン・ノワールの原点となってくれた感謝と、変わらぬ敬意、そのオマージュとして、クリスチャンパラーのブーダンノワールを焼き上げ、その横に、その背中を追いかけ、追い越したいと願い、成長を続けるクルティーヌのブーダン・ノワールを 置くことにしました。

2種類を食べ比べ、味わいの違いをお楽しみいただければ嬉しく思います。

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クルティーヌのブーダン・ノワールはテイクアウトもしております。
テイクアウトはこちら

・[+700-] ブロンドレンズ豆とトリュフ [ウフ・アラ・コック:半熟卵、仔羊のベーコン、パルムザン]  キュベベ黒胡椒 / インドネシア

こだわりのレンズ豆。フランスはオーベルニュ地方のサンフルール村という限られた区域でしか生産されない奇跡の豆。その奇跡を知りたい方はこちら
このレンズ豆をどうしてもお召し上がりいただきたくて。
もう15年近く料理し続けているサンフルールの黄金色のレンズ豆。

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・ [ + 1000-] 琥珀色のコンソメスープ と 小さなトリュフのタルティーヌ / ペンジャサラワク黒 : カメルーン

アミューズだけではなく、お料理としっかりと召し上がりたいというリクエストに応えてオン・メニュー

・ [ + 1500- ]トリュフ・フォンデュ(春野菜数種、馬鈴薯のフリット)  / ケララ黒 : インド

新たな料理の登場です。
体温まるお野菜の一皿

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————– <要予約>  ———-
仕込みに3日以上必要なお料理もございます。ご予約の際にご確認ください。

・[ +800-]熟成近江牛のタルタル トリュフのサヴァイヨンソース (サラワク黒:マレーシア)

より美味しくお召し上がりいただくためには相応のタイミング管理と準備が必要。これ以上はないと思える熟成肉のタルタルは要予約で。

・[ +500-] フォアグラのポワレ アスペルジュ・ソーヴァージュ添え

ヨーロッパの鳥インフルエンザ流行のため、世界的にフォアグラがだんだん希少になってきました。
いつまで提供できるのか・・・

・[+1,000-]フォアグラと季節の果実のミルフィーユ カカオ風味   夏トリュフの香り

今月はプリュノーをフォアグラとフィユタージュに挟みました。この料理を目当てにご来店される方もおられます。食感と味わいのマリアージュをぜひお愉しみ下さい。ソースはマデラ酒とトリュフを使ったペリグーソース。

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< Les Plats >   メイン

・本日の魚料理
その日の入荷によって内容が変わります。

・フランス郷土料理 ”ナヴァラン ダニョー” (仔羊のトマト煮込み)

春は仔羊。春はナヴァラン。です。

パリで何回作ったことか、何回食べたことかっていうくらいの得意料理です。

仔羊を肩肉をじっくりトマトで煮込み、パリと変わらぬ味わいで提供中。
隠れたファンが多いのもこの料理の特徴。春の代名詞。是非一度食べてみてください。 ※残りわずか

・フランス郷土料理 ”アッシ・パルマンティエ”(熟成肉、蝦夷鹿肉、桜肉、マッシュポテト)  (テリチェリー 黒:南インドの港街)
熟成肉の切落とし、滋賀の猟師から直接届いた野生の日本鹿、同じく滋賀の猟師から届いた野生の猪を、香味野菜、赤ワイン、スパイス、ハーブとともにゆっくり2日間かけて煮込みました。 馬鈴薯のピュレと2層にしてアツアツをお召し上がり頂けます。
しっかりした旨味を持つソースも自慢です。

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・ [ + 700-] マグレ鴨のロティ クルティーヌ・スタイル / サラワク黒 : マレーシア

・ [ + 1500-] パイ生地で蓋をしたヒグマ のシヴェとトリュフ  / ペンジャサラワク黒 : カメルーン

クルティーヌ得意のモンゴルフィア料理。気球の形に見立てた、器の中の香りを閉じ込める料理です。珍しいヒグマの腕の赤ワイン煮込みをトリュフとともにパイ生地で閉じ込めました。

サクサクのパイ生地を割ったときの香りを楽しみ、ヒグマとトリュフのマリアージュをお楽しみください。
熟成肉

ラ・メゾン・クルティーヌといえば熟成肉。
日本とフランスをひっくるめても本当に熟成肉を楽しめるレストランは少ないものです。
一口目は是非、温かいうちにお肉だけをお召し上がりください。噛めば噛むほどに味わいを増し、熟成香が立ってまいります。
100日以上の時間をかけ、ゆっくりと作り上げた熟成の個性は、やはり口内でじっくりとお召し上がりになることで完成いたします。

・短期熟成近江牛のポワレ 80g

短期熟成の醍醐味は、熟成中に起こる水分の枯渇による肉の味わいの凝縮感です。短期熟成なので、そこまで熟成香はのっていませんが、ストレートにお肉の美味しさを感じられる状態となります。熟成期間が長期熟成の約3分の1。その分リーズナブルにご提供できるのも嬉しいですね。

通常の、肉の出汁を使ったソースは肉の味わいを感じるためには邪魔になると考え、添えておりません。
唯一、熟成肉のために作り上げた10種類のハーブをブレンドするソース・デルブと共に、お好みで、ゲランドの塩の花、インドネシアのサラワク胡椒、バスク地方のピマン・デスペレット(一味唐辛子)で、お召し上がりください。

・前日までの要予約 [+1,900円] 長期熟成近江牛のトーチィエール

手間暇かけて約100日間熟成させた近江牛を、一番いい状態でお召し上がりいただくために、お召し上がりになる時間から逆算して骨から外し調理します。

当店スペシャリテ
熟成肉の旨味、熟成香、茸、ペリグーソース。
熟成肉を知っている方にこそ、お召し上がりいただきたい、熟成肉を用いた数少ない料理の一つの完成形。
ご来店日の前日までにご予約ください。

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熟成肉話にご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。

< Options > オプション

・ [ + 600] 野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット
パリ時代から人気のフリット。
野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット。 香りが、旨味が、普通のフリットとは違います。
特に熟成肉との相性は抜群。
・[+2800円] ジビエのパテ・オン・クルート

パテオンクルート。
以前紹介した記事より抜粋しながらご紹介します。
クルティーヌのジビエは三重県から届くことが多いです。
それは、ジビエをクルティーヌへと届けてくださる、大切な猟師さんが主に三重を拠点にしているからです。
じつは、猟師さんは誰でもいいわけではありません。大切な友人とのつながりによって紹介された、信頼できる方というのが第一条件です。
こちらの猟師さんは、猟をした中でも、より、いいものをクルティーヌに送ってくださる貴重な方です。
まず、血抜きは猟で仕留めてから30分以内に綺麗に抜いてしまわなくてはいけません。なぜなら ここでジビエの肉の香りが決定するからです。ゆっくりしていては、血が回ってしまって、生臭みの残る血の匂いが肉に入り込んで美味しい料理にはなりません。

猟師さんは命に誠実な方でなくてはいけません。
丁寧に素早く処理をするのは大変です。鹿を処理するところを想像してみてください。大きな本州鹿の血抜きなんて、おお仕事です。30分でやりきること自体、大変な労力と、神経を使います。そして、そのあとすぐに送っていただかなければいけません。 そういった誠実な仕事ぶりは、届いた肉に全て見えます。
食べればすぐにわかります。
こういう方々の命へのリスペクトがあるからこそ、僕も、もっともっと自然に感謝して料理しなければと身が引き締まる思いを強く持つことができるのだと思います。

クルティーヌの料理は全て自家製なので、パテ・オン・クルートの生地ももちろんタイミングを計ってフィユタージュ生地を折り使用します。手間と時間がかかりますがやはりこの生地でないとこの美味しさにはなりません。
滋味溢れる鹿や猪や、山鶉の旨味を一身にまとったこのパイの美味しさは格別です。
中心に据えた山鶉の胸肉とフォアグラはしっとりと仕上がっています。

まずは何もつけずにパテ・オン・クルートだけをお召し上がりください。それから、コンソメとトリュフのエスプーマーとともにお召し上がりいただければ、二度楽しめるかと思います。箸休めのピクルスのようなものは、グレックといって、「ギリシャ」という意味。こちらのグレックのレシピにもこだわっております。

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・ [ + 1,900円]  アシエット・フロマージュ (チーズの盛り合わせ)  4種
メインの後に、もしお腹に余裕のある場合は、ぜひフロマージュをお召し上がりください。かの有名な美食家ぶりやサヴァランは、チーズのない食卓は片目のない美女だと言っています。

・フランス北部ノルマンディーから届くカマンベール
ナポレオン3世が気に入って世に広まったという比較的最近作られ始めたチーズ。1789年にカマンベール村で作られたのが最初だとか。チーズといえば?と世界各国で問いかけてみたところ、一番多く答えられたのが「カマンベール」だったとか。

・コンテ

・ブルゴーニュ地方からエポワース
ウオッシュチーズの代表格。マールと呼ばれる、ブルゴーニュ地方の蒸留酒(地酒)と塩水で洗いながら最低4週間は熟成させて、独特の香りと旨みを凝縮させます。かのブリヤ・サヴァランは、このチーズを指して「チーズの王」と呼んだとか。

・ミディ=ピレネー地方からロックフォール
フランス最古のチーズといわれている。
スールゾン村の地下に広がる洞窟で採取されたアオカビを使い、またこの洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものでないと、ロックフォールとして販売出来ない羊乳のチーズ。
数千年前、この村内のコンバール山の北側斜面に形成された巨大な洞窟で、羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着してこのチーズが出来たという伝説は有名。
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< Desserts > デセール

・ヴァローナショコラとキャラメルのフォンダン 山椒の旋律

・ルバーブのタルトとパリジェンヌの愛したグラスヴァニーユ

・さっぱりと今月のソルベを2種

「シェフお任せコース」

「シェフお任せA」 7,300
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン + デセール+ パン+ コーヒー + 小菓子3種

「シェフお任せB 」8,900
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品 + メイン+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種

「シェフお任せC 」10,800
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン2品+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種

「シェフお任せD」 12,500
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品+ メイン2品+ デセール+パン + コーヒー + 小菓子3種
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。

アレルギーや苦手な食材をお伝えください。

シェフが自らその日一番オススメな料理で、「シェフお任せコース」を組み立てます。「お任せ頂いたからには」と、通常より内容がちょっとお得に。

※ 消費税はいただいておりません。

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ラ・メゾン・クルティーヌ

Tel:03-6276-9938

住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10

HP:https://www.courtine.jp

Restaurant La Maison Courtine
Address : YS Disendantsu 1F, 3-37-10 Asagaya-minami Suginami-ku Tokyo
Tel : +81-(0)3-6276-9938
Closed : every second Wednesday, Thursday
Hours : Lunch 11:30a.m – 3:00p.m (L.O. 1:30p.m.)?Dinner 6:00p.m. – 11:00p.m. (L.O. 9:00p.m.)
2min. walk from JR Asagaya station south exit . Please turm right at the exit and walk along the railway track.(JR阿佐ケ谷駅南口より右へ 駅舎(荻窪方面)に沿って直進1分)

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