毎年、皆様から喜びの声が多数届いております。皆様の喜びのお声が一番の拠り所、クルティーヌの頑張りの支えになっております。この場で改めて心より感謝申し上げます。
クルティーヌでは、元々、おせち料理は日頃ご愛顧くださる皆さまへの感謝の気持ちで、採算を度外視でお祝いとしてお作りし始めたもので、そもそも原価は考えず、皆様の笑顔を胸に頑張って参りました。年末のレストランの営業を26日で切り上げて、27日から4日間、毎年、今年最後の大仕事と気合を入れて不眠不休で一気に作り上げるスタイルでおせちをご提供し続け、早いもので12年。昨年からはついにいろいろなものが一気に値上がりし、これはもう、きちんとおせちとの向き合い方を見直さなければ存続が危ういとなって、食材費、人件費、固定費、水道光熱費、雑費、を計算してみました。結果、利益なしを余裕で通り過ぎてしまい、このままではとてもじゃないけど続けられない、となってしまいました。
大変心苦しいのですが、12年間少しずつ良くなってきたクオリティは崩さないように、お値段を大幅に見直すこととなりました。
本来は3が日のうちにお値段を決めてお伝えせねばと思っていましたが、言い出しきれず、迷い続け、結局本日(1/9)になってしまいました。
前置きが長くなりましたが、今年も、ご検討のほど宜しくお願い申し上げます。
ラ・メゾン・クルティーヌ
善塔一幸
三段重とスイーツ重のセット ¥ 59,500 (税込64,260) 20セット → 7セット
※前回のおせちのお重三段をお持ち頂けましたら1500円引かせて頂きます。
厳選した食材が持つ本物の味をお楽しみください。
メール[email protected] または 電話(営業時間中はご来店のお客様に全集中+全力で、電話に出られません。定休日の水曜日以外の営業時間外にお電話ください。03-6276-9938)
・おせちの台数
三段重◯台 ・ スイーツ重◯台
・おせち三段重の材質
使い捨てのポリスチレン製 ・ プラスチック製 ・ 昨年のプラスチック製を再利用 (1500円引き)
・受け取り方法
店頭 ・ 配送(別途1900円)その際は住所・郵便番号 をご記入ください。
・お支払い方法
現金 ・ お振込み
・お支払い予定日時(お支払いが確認できましたらご予約が確定いたします。)
・氏名(ふりがなもお願いします。)
・携帯電話番号
・当店のおせち料理を初めてご注文されるお客様へご質問です。
この度はご検討頂きまして誠に有難うございます。お忙しい中恐縮なのですが、数多くあるおせち料理の中から当店のおせち料理を知ったきっかけ、決めてとなりました理由をお聞かせ頂けますと幸いでございます。
お渡しは、12月31日10:00~15:00となります。(1月1日午前中着希望でヤマト運輸クール便にて発送(別途送料1900円)も可能です。)
来年もご注文頂けましたら、今回の三段重の重箱をお持ちいただくことで、「1,500円」引きさせていただきます。(外身の重箱の三段。中身の細かなパーツは無くても構いません。)
二〇二五年 おせち料理 (四名様分相当)
お品書き
<一段目>
- ズワイ蟹のムース
北海道のズワイ蟹と香箱蟹をしっかり使った贅沢なムース。
- インカのひとみのエクラゼ・蛸・バジル・ピスタチオ
北海道のインカのひとみ(雪室熟成1年間)を真蛸やバジル、パルメザンと共に崩し和えて。
- 天使の海老
南太平洋の楽園、天国に一番近い島と呼ばれるニューカレドニアの汚れのない美しい安全な海水で一切の添加物(抗生物質、着色料など)を使わず100%自然食のみで育てられます。昼夜を問わぬ水質、水温や細菌検査など、徹底的な品質管理と、衛生的な加工処理を経て 厳選された品質の高さを維持しています。
ハーブ、ニンニク、ショウガ、ピマントエスプレットの香りをほのかにつけた有頭海老。
- オマール海老
新鮮な活きオマール海老を一尾丸のまま百二十度の蒸気で瞬時に調理。 - 津軽鴨フィレ肉のロースト
真鴨の分厚い胸肉の皮面に大粒の塩の花を塗してローストし、蜂蜜と、香草の魔術師と呼ばれた伝説の三ツ星シェフ、マルク・ヴェイラ氏の調合を核にしたスパイスを塗して再度焼き上げます。 - 静岡県 長田さんの黒毛和牛ランプ肉のローストビーフ
あえて熟成させず、技術「枯らし」を最低限のみに、ローストビーフでロゼに仕立て、ご用意いたします。
<二段目>
- 縞鯵のポワレ
三重 尾鷲港より届きたての脂ののった活〆縞鰺を焼き上げます。オゼイユ(酸葉)ソースを添えて。 - 紅富士サーモンのミキュイ
ゼレス(バスクのシェリーヴィネガー)とオレガノを効かせた昆布を刻み、サーモンの上に皮に見立ててのせて、低温でゆっくり火を入れます。
-
数の子のプロヴァンス風
パプリカ、オリーブ、プロヴァンスのハーブと共にマリネしたプロヴァンススタイルの数の子。 - 天然アワビ(岩手県産)
特産の昆布をたっぷり食べて育つ活けの天然の鮑。
低温で2時間蒸しあげ、海老芋、枝豆、青梗菜を焦がしバターと鮑肝でソテーし、添えております。 - キャビア一瓶(十八グラム)
おせちは家族揃っての毎年のお食い初め。お正月ですし、世界三大珍味で、新たな一年を心華やかに彩りたいものです。キャビア、フォアグラ、トリュフが揃い踏み。
そば粉のパンケーキ「ブリニ」に海藻バター(キャビアの下)を塗り、キャビアをのせてお召し上がりください。 - いくらと胡瓜とコラトゥーラのジュレ
北海道のいくらを取り寄せて。たたき胡瓜とシチリアの魚醤コラトゥーラを合わせます。魚醤は紀元前七世紀のローマのガルムが僕にとって有名でしたが、紀元前十世紀の弥生時代にすでに日本で作られているというのは驚きでした。西洋風のおせちに仕上げるため、この料理に肝要な魚醤は西洋の香りのするコラトゥーラを用いています。ちなみに魚醤の起源は東南アジアのカンボジアだとみられているそう。 - 真鯖の燻製
高知県産真鯖の燻製。白バルサミコで和えた、ビーツとパースニップ、緑キャベツのジュリエンヌを添えて
- フランス産チーズのディップ
ブリドモーで作るディップの底にレーズンアルマニャックを沈め、メルバトーストを添えて。 - 北海道産インカのひとみとトリュフ
トリュフの香りをふんだんに吸い込んだインカのひとみ(馬鈴薯)は口福をお約束します。
<三段目>
- ソテー・ダニョー
エポール・ダニョーと呼ばれる仔羊の肩肉の、スパイス煮込み。フランス修行時代、フランスで最も有名な肉屋の主人ユーゴ・デノワイエに毎回20kgの仔羊肉を渡され調理を頼まれていた思い出の料理。彼のお店、「レガレ・ヴー」で定番のお惣菜として販売され、パリジャンに喜ばれていた看板料理。 - オマール海老のビスク
オマール海老の香りが鼻腔をくすぐるクリームスープ。 - 紫芋と栗と餅米
栗を紫芋と餅米で包んで祝いのおはぎに仕立てました。三者三様の優しい甘みとそれぞれの香り。 - ジビエのパテ・オン・クルート
熟成近江牛、本州鹿、猪、真鴨とフォアグラとともにパテに仕立て、パイ生地で包み焼いたクラシック料理。 - フォアグラと白レバーのムース
フォアグラと地鶏の白レバーでムースに仕立て、生クリームをのせました。
- 大黒豆と胡桃
丹波の大黒豆と胡桃のマリアージュ。黒豆は年始のお正月の縁起物として、「マメに働き、いつまでも若々しく」や、「今年も一年、マメな心配りを」、という願いを込めて召し上がることは皆様もご存知の通りですが、個人的に、立派な大きな黒豆→大黒豆→大黒様と、自動脳内変換される七福神がいて、どうしても毎年欠かせない黒豆様です。
(要冷蔵 賞味期限1月4日まで)
(要冷蔵 賞味期限1月3日まで)
フランス産の栗とクランベリーを忍ばせたモンブラン
・ガトー ショコラ
(要冷蔵 賞味期限1月6日まで)
フランスのバスク地方、ポーに住む、 “アニー”のガトーショコラ。
ロヴォル家の伝統のチョコレートケーキの甘さを控えて、ほんのりビターな仕立てにして。
(要冷蔵 賞味期限1月3日まで)
(要冷蔵 真空袋未開封で、賞味期限1月20日まで)
(小袋にいれたまま要冷蔵 賞味期限1月4日まで)
ディナーコースの定番ミニャルディーズ(小菓子)。
両方ともトースターで30秒ほど焦げない程度に焼いて香りを引き出すと一段上の味わいに。カヌレは表面を熱すると柔らかくなり、扇いで冷ますと、表面はカリッと、中心部はもっちりに仕上がり、カヌレの魅力が味わえます。
・レーズンサンド
(要冷蔵 賞味期限1月3日まで)
自家製のレーズンアルマニャックと、ホワイトラムをほんのり効かせたクリーム、特製デザート七味との相乗。
上品ですがしっかり美味しい、自慢のお菓子。
・苺のマカロン & 抹茶のマカロン
(要冷蔵 賞味期限1月3日まで)
香料と着色料不使用。ナチュラルな色合いと味わいを大切にした優しいマカロン。
クルティーヌ のおせちはどこで食べても、誰と食べても、笑顔になること間違いなし。手間と時間とコストをかけて一つ一つ丁寧に作りあげます。