カテゴリー別アーカイブ: クルティーヌからのお知らせ

結婚披露宴第二部(友人)

親族との披露宴も、賑やかに、和やかに無事終えて、次は僕と麻美さんの友人を招待してのディナー立食披露宴。

テーブルセッティングや、料理の片付け、準備が、また一斉にスタートする。
スタッフも1日で2つのパーティーを連続では初めての体験。頭を切り替えてフルスロットルで臨む。
16時頃に終えた親族披露宴のあと、18時30分には友人たちがクルティーヌに集まってくる。そんな中、スタッフ皆で一生懸命に宴の準備を間に合わせ、結婚披露宴第二部の扉は開かれた。

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続きは http://courtine.exblog.jp/25247631

フランス:ブルターニュ産オマール・ブルーが旬を向かえました!

フランス:ブルターニュ産オマール・ブルーが旬を向かえました。

ご存知の通り、旬とは、その食材が、一番美味しい時期で、一番安く流通する時期のことです。

世界一美味しいと言われますが、三つ星の超高級レストランぐらいでしかなかなか食べられない超高級食材オマール・ブルーを堪能するならこの時期。

クルティーヌのスペシャリテ、「活オマール海老のロティ・クルティーヌスタイル」をオマール・ブルーで召し上がるなら、今が最高のタイミングです。

もちろん空輸で、活きたまま届きます。

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ディナーのメインに組み込むと、

1/2尾(2名様ごとのご注文) +3000円   1尾 +6000円

 

ランチのメインに組み込むと、

1/2尾(2名様ごとのご注文) +3400円   1尾 +7000円

でのご用意となります。

 

ご興味がありましたら、以前のブログですが、こちらをご覧ください。http://courtine.exblog.jp/19568436/

 

2017 年 7月6日まで 「くちなし」 

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こちらのページは 随時加筆してゆきます。

今月はテレビが立て続けに2本(「みんなのニュース100本のバラ」と「有吉の正直散歩」)でクルティーヌを取り上げたので、ランチはとても賑やかな日が続いております。土、日、祝日は2週間前、平日はご来店の1週間くらい前にご予約頂くことをお勧めしております。

こちらもなかなか更新できず申し訳ございません。ただ、お客様が増えてもお料理の手を抜かなければ時間が圧迫されるのは自明の理。。。
頑張ります。

本日は6月17日(土) 梅雨入りと報じられますが、あまり雨が降りませんね。

過ごしやすいですが、水不足が心配なクルティーヌです。節水、がんばります。
今年もフランスからエスカルゴの入荷が始まりました。
フランスの鳥インフルエンザはいまだ落ち着かず、フランス産の鴨の砂肝やハツや首が必要な当店自慢のカスレはいつになったら始められるのでしょう。たくさんお問い合わせをいただいているので、もう首が長くなってしまいそうです。

今月から、千葉の香取の海女さんから直接新鮮な貝類が仕入れられるようになりました。花のコースの前菜にたっぷり使っていきたいと思います。メインディッシュにはフランス産の仔鳩をクラシックな仕立てで。デザートにはマンゴーのミルフィーユに新茶を合わせて今年もご用意いたします。

どうぞお楽しみに。

今月の花のコースは「くちなし」。

くちなしの花言葉は

「とても幸せです」「喜びを運ぶ」「洗練」「優雅」

なぜこの花を選んだかは、ご推察の通りです(照。

今月のおすすめグラスワイン

仏・トゥーレーヌ / ソーヴィニヨン・ブラン
 キュヴェ J  ニコラ・ルナール

天才、鬼才と呼ばれるニコラ・ルナール。彼のワインの魅力は絶対に知っておくべきです。以前はフランスのやや南の地方であるローヌ地方で作っていましたが、2011年から消息不明。2015年にいきなりフランスのやや北の地方であるロワールでワインをリリース。全く違う環境へと場所を変えてもその才能は少しも揺らぎません。鬼才ニコラ・ルナールのキュヴェJ。それはピュアでいて、ふくよかな奥行き。洗練された旨味に、ほのかな甘みを含み、凝縮したミネラルがきれいに溶け込んでいます。

では、お料理の説明に入ります。

くちなし:梔子  < Menu Gardenia >  ¥ 8,900 (要予約) 7/6 まで
Petit Consomme double
小さな琥珀色のコンソメスープ

あまりにも有名な、フランス料理の代名詞とも言われる料理です。
フランス時代のある日、気の置けない料理人と酒を飲みながら話していた時、ふとコンソメスープの話題になって、互いに熱を帯びてしまって気付いたら朝だった、というくらい語りつくせない想いのある料理です。

ところが、最近はめっきり姿を見せなくなりました。
手間も時間もお金もかかる上に、技術的にもとても難しい料理です。仕方がないといえば仕方がないのですが、唯一お目見えする結婚式の披露宴などでは、委託業者のレトルトのコンソメスープばかりが目に映るようになりました。本来の姿に出会えず、個人的に落胆しているというのが正直なところです。

クルティーヌでは、オープン以来、もっぱら、誠実にあるべき姿で作り続けております。
そのコンソメスープはアミューズブーシュ(お通し)としてご提供しています。チャージ料や席料は頂かないので、厳密にはお通しとも違うのかもしれません。特に心を込めているので、お代をいただくのが無粋な気がしてそうしています。アミューズの一口しかご提供できませんが、訪れたすべての方に、心ばかりのおもてなしとして一番最初にお持ちしております。
料理は自然の恩恵の下で成り立ちます。その生命の滋味にあふれた琥珀色が心に染み入るのを感じながらお召し上がりいただけると幸いです。
45L鍋の底が見えるほど澄んだ黄金色のコンソメスープ。

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材料は、牛骨10kg ヒナ鶏ガラ7kg 鶏手羽先5kg 仔牛のスネ肉4kg 仔牛スジ2kg 牛スジ2kg 牛挽肉3kg 玉ねぎ2kg 人参2kg セロリと根セロリ500g トマト600g ニンニク100g白ワインとコニャック1.5kg ハーブやスパイスetcで 40.4kg。
こちらを煮込んで、コンソメスープのベースを作ります。
そのベースへ、新たに挽肉などを加え、卵白で澄ませてゆくと…黄金色。

そして、黄金色を煮詰めて、凝縮させてゆくと… 琥珀色に変わる。
40kgの食材からゼラチン質を極力出さないようにして、旨味と香りのエキスだけを取り出した贅沢なコンソメスープの出来上がり。
40kgを超える材料を使い、2日かけて作って、出来上がりは僅か4L。

やはり、美味しいものは綺麗ですね。

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千葉県香取の海女さんから届く貝(特大のムール貝、小さな岩ガキ,地蛤 /サラワク白胡椒:マレーシア 
Cocquillage en gelée d’ENSO.

地元千葉の海から直送で届きます。ご縁に感謝。ムール貝は今まで見たことのない大きさです。
肉厚。生のまま殻を外してステーキのように焼き上げるので、味わいの凝縮感が違います。
小さな岩ガキは小ぶりでぷっくり。でもしっかり美味しい。そして、やはり千葉といえば地蛤。美味しい貝を潮の味わいで。

仏・ブルゴーニュ地方(白) / シャルドネ
2015 シャブリ / ウイリアム・フェーブル

1850年、ウィリアム フェーブル氏が家業を継承して以降、シャブリ最大のグランクリュ所有ドメーヌ。 70年代にシャブリの畑が拡大する前からのACシャブリの区画を「ブランシボー」と言いますが、1級畑周辺に広がるその区画にこのワインの畑があります。キンメリジャンの石灰と粘土質の混じった土壌。みずみずしい果実味とフレッシュでキレの良い酸味を生かすため、わずかに樽熟成もさせます。

梅雨の鮎魚女とエスカルゴのエスカベッシュ  / 完熟赤胡椒:マレーシア
Escabeche d’AINAME au Escargot
この時期はやはりアイナメ。小さな鮎魚女をエスカルゴと一緒にエスカベッシュにしました。エスカルゴのエスカベッシュが意外といい味を。

仏・アルザス地方(白) / ジェラールシュレール
2015 ゲヴェルツトラミネール パルティキュリエール   ジェラール・シュレール

アルザスでは1981年からビオディナミの認証をとっているフリックに続き、ユンブレヒト、マルセル・ダイスがビオディナミの認証をとり、バルメス・ビュシェ、クライデルヴァイスがビオロジックの認証を得ていますが、シュレールは我が道をいくとばかり何の認証もとらず、またヴァン・ナチュールの会にも参加することなく、ひたすら7haの畑仕事に精を出しています。
醸造家の息子ブリュノーは、たまに気がむくと、パリのワイン専門店やレストランの催しに呼ばれて、パリに出てくるのですが、遅刻して登場するので有名です。

冷たい 白いんげん豆のスープ / ペンジャ・サラワク白:カメルーン
Soupe d’Haricot Tarbé
濃厚な仏・タルブ地方の白いんげん豆のスープにえんどう豆のジュレを。生ハムとともに。

日・和歌山(純米酒) / 「紀土の夏の疾風」

青リンゴのような清涼感。炎天下の畑で食べた野菜のあの瑞々しさ。爽やかで涼しげな作り。アルコール度数も少し低くて、軽快な飲み心地。梅雨の不安定な空気感もスッキリ。
しっかりとした味わいの今回の白いんげん豆のスープ。えんどう豆のジュレや、生ハムを散らして、それらとの相性も抜群です。※毎回カップリングの日本酒は、阿佐谷あかね雲の女将さんに料理に合わせて素晴らしい日本酒を勧めていただいています。ありがとうございます!

鱧 ビーツ 梅  / ムントク白胡椒 : インドネシア
Congre , Betterave ,Prun.
シンプルな一皿にしたくて、マッシュルームと大根の時雨煮を添えました

仏・トゥーレーヌ / ソーヴィニヨン・ブラン
 キュヴェ J  ニコラ・ルナール 

天才、鬼才と呼ばれるニコラ・ルナール。彼のワインの魅力は絶対に知っておくべきです。以前はフランスのやや南の地方であるローヌ地方で作っていましたが、2011年から消息不明。2015年にいきなりフランスのやや北の地方であるロワールでワインをリリース。全く違う環境へと場所を変えてもその才能は少しも揺らぎません。鬼才ニコラ・ルナールのキュヴェJ。それはピュアでいて、ふくよかな奥行き。洗練された旨味に、ほのかな甘みを含み、凝縮したミネラルがきれいに溶け込んでいます。

 

仔鳩のルーアン風 

クラタペッパー黒胡椒 : カンボジア
Pigeon a la rouennaise

古典の料理です。かの有名な銀の塔「トゥールダルジャン」で有名になったソース。
小鳩にもピシッと寄り添う調理法です。もちろんソースにつかう食材はすべて仔鳩を使って。

仏・ボルドー(赤)
2008 シャトー ダルマイヤック

今回のメインディッシュには、ボルドーから。

ムートンロートシルト社が所有している畑で、ムートンロートシルトのワインに使われるぶどう畑に地続きで隣接している畑のワインです。ワダチを挟んで右と左、という感じ。もちろん醸造チームも同じで、有名なシャトー・クレールミロンの兄弟的なワインです。 08年は ブラックベリーのニュアンスに少し樽、アルコール感もしっかりあるけれどタンニンが全体をビシッと締める、まさにポイヤックらしい仕上がりです。

 

ラベンダーのソルベ
Sorbet Lavande au Muscat.

ケラー・マンゴーのミルフィーユと宮崎県産新茶のアイス添え
Milfeuille au Mangue sorbet The vert

 このケラール種って、日本で輸入しているのは小さな輸入会社が一社だけ。とても貴重なマンゴーですが、その香りも他とは一線を画す魅力的な香りです。
ミルフィーユは誰が何と言おうと苺よりマンゴーのほうが合います。苺はやはりショートケーキ。

 南仏・シャルトルーズ山塊/ 130種ハーブ    シャルトリューズのカクテル

130種類ものハーブを使った薬草系リキュールの銘酒。「リキュールの女王」と呼ばれます。スパイシーでハーブの複雑味をグラスに纏わせる、他にはあまりないタイプのリキュール。ラムとトニックウォーター、そしてライムの風味を加えました。マンゴーの甘みに爽やかに寄り添います。

クルティーパン と フランス産パムプリーバター
Pain et Beurre
小さな3種のフランス菓子
Mignardise 3 valiete
食後のひととき
Café ou Thé ou Infusion.

「阿佐ヶ谷カフェフレスコ」:エスプレッソ、コーヒー
「マカイバリ」:ダージリン、アッサム  又は  フレッシュハーブティー

※ 消費税は料金に含まれております。

※ コースの内容表記では、料理名だけに留めております。実際は料理によって胡椒も変え、調味いたします。

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ディナーのプリフィクスコース(コース内容を選べるコース)のご紹介

※ 食材の入荷により売り切れの場合がございます。
ご希望のお料理がございましたらご予約の際にご確認ください。

< プリフィクス > (フランスの伝統料理や古典、パリの頃からのクルティーヌのスペシャリテもお選び頂けるコース)

・A ¥5,700
小さな琥珀色のコンソメ + 前菜2品 + メイン + デセール + パン + オリーブ油 + コーヒー 又は 紅茶

・B ¥7,600
小さな琥珀色のコンソメ + 前菜3品 + メ イ ン + デセール + パン + パンプリーバター + コーヒー 又は マカイバリ +3種の 小菓子

・C ¥8,400
小さな琥珀色のコンソメ+ 前菜2品 + メイン2品 + デセール + パン + パンプリーバター + コーヒー 又は マカイバリ +3種の 小菓子

・「シェフお任せコース」もございます。こちらのページの最後にご案内します。

< Les Entrees >  前菜  (使用する胡椒名:産地)

・新玉葱のポタージュ 九条ネギを添えて(ペンジャ・サラワク白:マレーシア)

新玉葱で柔らかな味わいのポタージュです。九条ネギの香ばしさがアクセントとなる自慢のスープ。「ぶらぶらサタデー有吉くんの正直散歩」でもゲストに人気のあったスープです。

ペンジャのサラワク胡椒はキレ味と洗練。ぼやけがちなポタージュを優しく引き締めます。

・茹で上げホワイトアスパラガス(フランス:ロワール 県)と温泉卵 黄ワインのソース   (ムントク胡椒 : インドネシア)

フランスのランドより美味しいホワイトアスパラが届いています。そろそろ収穫も終盤。なくなる前にぜひお召し上がり頂いきたい一皿です。 (有吉くんもその美味しさに驚いていました。)

・フォアグラを練り混んだマグレ鴨のパテ・ド・カンパーニュ  (カンポット赤完熟:カンボジア)

「パテ・ド・カンパーニュ」はフレンチ好きな方は間違いなく食べたことあるかと思います。美味しいですね。もちろん豚肉を使ったものが通常。ですが、たまにはこういうパテもいいですよね。

・美食家のブーダン・ノワール 食べ比べ (長胡椒:石垣島)
(クリスチャン・パラの世界一のブーダン・ノワールと、クルティーヌのブーダン・ノワール食べ比べ)
豚の血と、21種スパイスを使ったフランス伝統料理をクラシカルに。長胡椒のアクセントで。 ノワールとは“黒”という意味。

当店オリジナルレシピと共に、世界一との呼び声高いクリスチャン・パラのブーダンもフランスから届き、添えております。

なぜ2種類?という疑問を持たれるお客様が多いので簡単にご説明します。
実は、クリスチャン・パラーのブーダン・ノワールに惚れ込んで、自分でレシピを起こしたのがクルティーヌのレシピの方です。
パリの一つ星当時、14区のラ・メゾン・クルティーヌでは、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを焼き上げて提供していました。
休憩時間や休みの日に勉強に行っていた熟成肉の名店 ル・セヴェロ でも、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを使っていますし、他にも知っているだけで6件のパリのレストランで使われています。それほどに、シェフたちから信頼の厚いブーダン・ノワールですが、日本には、やっと最近(2015年11月)輸入が可能になったばかりで、それまでは日本では手に入りませんでした。

しかし、どうしてもフランス当時と同じクオリティのブーダン・ノワールを提供したくて、試行錯誤を続けてきたものが今日皆様に提供しているクルティーヌのブーダン・ノワールとなります。
その後、最近になって、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールが輸入されるようになり、だったらやはり本家の方を使うべきだよねってことで、クルティーヌのブーダン・ノワールはメニューから一度消えました。

ですが、せっかく作り上げたオリジナルのブーダン・ノワールのレシピなので、今度はその背中を追いかけるのではなく、独自の個性をもたせ、洗練させていきたい思うようになります。

葛藤の末、クルティーヌのブーダン・ノワールの原点となってくれた感謝と、変わらぬ敬意、そのオマージュとして、クリスチャンパラーのブーダンノワールは引き続き焼き上げ、その横に、その背中を追いかけ、追い越したいと願い、成長を続けるクルティーヌのブーダン・ノワールを置くことに致しました。

2種類を食べ比べ、味わいの違いをお楽しみいただければ嬉しく思います。

四角い左側のものがクルティーヌのブーダン、おうぎ形の右のものがクリスチャンン・パラーのブーダンです。

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クルティーヌのブーダン・ノワールはテイクアウトもしております。
テイクアウトはこちら

・[+700-] ブロンドレンズ豆とトリュフ [ウフ・アラ・コック:半熟卵、仔羊のベーコン、パルムザン]  キュベベ黒胡椒 / インドネシア

こだわりのレンズ豆。フランスはオーベルニュ地方のサンフルール村という限られた区域でしか生産されない奇跡の豆。その奇跡を知りたい方はこちら
このレンズ豆をどうしてもお召し上がりいただきたくて。
もう15年近く料理し続けているサンフルールの黄金色のレンズ豆。

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・ [ + 1000-] 琥珀色のコンソメスープ と 小さなトリュフのタルティーヌ / ペンジャサラワク黒 : カメルーン

ディナーのアミューズだけではなく、お料理としっかりと召し上がりたいというリクエストに応えてオン・メニュー

・ [ + 1500- ]トリュフ・フォンデュ(春野菜数種、馬鈴薯のフリット)  / ケララ黒 : インド

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————– <要予約>  ———-
仕込みに3日以上必要なお料理もございます。ご予約の際にご確認ください。

・[ +800-]熟成近江牛のタルタル トリュフのサヴァイヨンソース (サラワク黒:マレーシア)

より美味しくお召し上がりいただくためには相応のタイミング管理と準備が必要。これ以上はないと思える熟成肉のタルタルは要予約で。

・[ +500-] フォアグラのポワレ アスペルジュ・ソーヴァージュ添え

ヨーロッパの鳥インフルエンザ流行のため、世界的にフォアグラがだんだん希少になってきました。
いつまで提供できるのか・・・

・[+1,000-]フォアグラと季節の果実のミルフィーユ カカオ風味   夏トリュフの香り

今月はプリュノーをフォアグラとフィユタージュに挟みました。この料理を目当てにご来店される方もおられます。食感と味わいのマリアージュをぜひお愉しみ下さい。ソースはマデラ酒とトリュフを使ったペリグーソース。

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< Les Plats >   メイン

・本日の魚料理
その日の入荷によって内容が変わります。

・フランス郷土料理 ”ナヴァラン ダニョー” (仔羊のトマト煮込み)

春は仔羊。春はナヴァラン。です。

パリで何回作ったことか、何回食べたことかっていうくらいの得意料理です。

仔羊を肩肉をじっくりトマトで煮込み、パリと変わらぬ味わいで提供中。
隠れたファンが多いのもこの料理の特徴。春の代名詞。是非一度食べてみてください。 ※残りわずか

・フランス郷土料理 ”アッシ・パルマンティエ”(熟成肉、蝦夷鹿肉、桜肉、マッシュポテト)  (テリチェリー 黒:南インドの港街)
熟成肉の切落とし、滋賀の猟師から直接届いた野生の日本鹿、同じく滋賀の猟師から届いた野生の猪を、香味野菜、赤ワイン、スパイス、ハーブとともにゆっくり2日間かけて煮込みました。 馬鈴薯のピュレと2層にしてアツアツをお召し上がり頂けます。
しっかりした旨味を持つソースも自慢です。

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・ [ + 700-] マグレ鴨のロティ クルティーヌ・スタイル / サラワク黒 : マレーシア

・ [ + 1500-] パイ生地で蓋をしたヒグマ のシヴェとトリュフ  / ペンジャサラワク黒 : カメルーン

クルティーヌ得意のモンゴルフィア料理。気球の形に見立てた、器の中の香りを閉じ込める料理です。珍しいヒグマの腕の赤ワイン煮込みをトリュフとともにパイ生地で閉じ込めました。

サクサクのパイ生地を割ったときの香りを楽しみ、ヒグマとトリュフのマリアージュをお楽しみください。
熟成肉

ラ・メゾン・クルティーヌといえば熟成肉。
日本とフランスをひっくるめても本当に熟成肉を楽しめるレストランは少ないものです。
一口目は是非、温かいうちにお肉だけをお召し上がりください。噛めば噛むほどに味わいを増し、熟成香が立ってまいります。
100日以上の時間をかけ、ゆっくりと作り上げた熟成の個性は、やはり口内でじっくりとお召し上がりになることで完成いたします。

・短期熟成近江牛のポワレ 80g

短期熟成の醍醐味は、熟成中に起こる水分の枯渇による肉の味わいの凝縮感です。短期熟成なので、そこまで熟成香はのっていませんが、ストレートにお肉の美味しさを感じられる状態となります。熟成期間が長期熟成の約3分の1。その分リーズナブルにご提供できるのも嬉しいですね。

通常の、肉の出汁を使ったソースは肉の味わいを感じるためには邪魔になると考え、添えておりません。
唯一、熟成肉のために作り上げた10種類のハーブをブレンドするソース・デルブと共に、お好みで、ゲランドの塩の花、インドネシアのサラワク胡椒、バスク地方のピマン・デスペレット(一味唐辛子)で、お召し上がりください。

・前日までの要予約 [+1,900円] 長期熟成近江牛のトーチィエール

手間暇かけて約100日間熟成させた近江牛を、一番いい状態でお召し上がりいただくために、お召し上がりになる時間から逆算して骨から外し調理します。

当店スペシャリテ
熟成肉の旨味、熟成香、茸、ペリグーソース。
熟成肉を知っている方にこそ、お召し上がりいただきたい、熟成肉を用いた数少ない料理の一つの完成形。
ご来店日の前日までにご予約ください。

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熟成肉話にご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。

< Options > オプション

・ [ + 600] 野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット
パリ時代から人気のフリット。
野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット。 香りが、旨味が、普通のフリットとは違います。
特に熟成肉との相性は抜群。
・[+2800円] ジビエのパテ・オン・クルート

パテオンクルート。
以前紹介した記事より抜粋しながらご紹介します。
クルティーヌのジビエは三重県から届くことが多いです。
それは、ジビエをクルティーヌへと届けてくださる、大切な猟師さんが主に三重を拠点にしているからです。
じつは、猟師さんは誰でもいいわけではありません。大切な友人とのつながりによって紹介された、信頼できる方というのが第一条件です。
こちらの猟師さんは、猟をした中でも、より、いいものをクルティーヌに送ってくださる貴重な方です。
まず、血抜きは猟で仕留めてから30分以内に綺麗に抜いてしまわなくてはいけません。なぜなら ここでジビエの肉の香りが決定するからです。ゆっくりしていては、血が回ってしまって、生臭みの残る血の匂いが肉に入り込んで美味しい料理にはなりません。

猟師さんは命に誠実な方でなくてはいけません。
丁寧に素早く処理をするのは大変です。鹿を処理するところを想像してみてください。大きな本州鹿の血抜きなんて、おお仕事です。30分でやりきること自体、大変な労力と、神経を使います。そして、そのあとすぐに送っていただかなければいけません。 そういった誠実な仕事ぶりは、届いた肉に全て見えます。
食べればすぐにわかります。
こういう方々の命へのリスペクトがあるからこそ、僕も、もっともっと自然に感謝して料理しなければと身が引き締まる思いを強く持つことができるのだと思います。

クルティーヌの料理は全て自家製なので、パテ・オン・クルートの生地ももちろんタイミングを計ってフィユタージュ生地を折り使用します。手間と時間がかかりますがやはりこの生地でないとこの美味しさにはなりません。
滋味溢れる鹿や猪や、山鶉の旨味を一身にまとったこのパイの美味しさは格別です。
中心に据えた山鶉の胸肉とフォアグラはしっとりと仕上がっています。

まずは何もつけずにパテ・オン・クルートだけをお召し上がりください。それから、コンソメとトリュフのエスプーマーとともにお召し上がりいただければ、二度楽しめるかと思います。箸休めのピクルスのようなものは、グレックといって、「ギリシャ」という意味。こちらのグレックのレシピにもこだわっております。

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・ [ + 1,900円]  アシエット・フロマージュ (チーズの盛り合わせ)  4種
メインの後に、もしお腹に余裕のある場合は、ぜひフロマージュをお召し上がりください。かの有名な美食家ぶりやサヴァランは、チーズのない食卓は片目のない美女だと言っています。

・フランス北部ノルマンディーから届くカマンベール
ナポレオン3世が気に入って世に広まったという比較的最近作られ始めたチーズ。1789年にカマンベール村で作られたのが最初だとか。チーズといえば?と世界各国で問いかけてみたところ、一番多く答えられたのが「カマンベール」だったとか。

・コンテ

・ブルゴーニュ地方からエポワース
ウオッシュチーズの代表格。マールと呼ばれる、ブルゴーニュ地方の蒸留酒(地酒)と塩水で洗いながら最低4週間は熟成させて、独特の香りと旨みを凝縮させます。かのブリヤ・サヴァランは、このチーズを指して「チーズの王」と呼んだとか。

・ミディ=ピレネー地方からロックフォール
フランス最古のチーズといわれている。
スールゾン村の地下に広がる洞窟で採取されたアオカビを使い、またこの洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものでないと、ロックフォールとして販売出来ない羊乳のチーズ。
数千年前、この村内のコンバール山の北側斜面に形成された巨大な洞窟で、羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着してこのチーズが出来たという伝説は有名。
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< Desserts > デセール

・ヴァローナショコラとキャラメルのフォンダン 山椒の旋律

・ルバーブのタルトとパリジェンヌの愛したグラスヴァニーユ

・さっぱりと今月のソルベを2種

「シェフお任せコース」

「シェフお任せA」 7,300
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン + デセール+ パン+ コーヒー + 小菓子3種

「シェフお任せB 」8,900
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品 + メイン+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種

「シェフお任せC 」10,800
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン2品+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種

「シェフお任せD」 12,500
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品+ メイン2品+ デセール+パン + コーヒー + 小菓子3種
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。

アレルギーや苦手な食材をお伝えください。

シェフが自らその日一番オススメな料理で、「シェフお任せコース」を組み立てます。
「お任せ頂いたからには」と、通常より内容がちょっとお得に。

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ラ・メゾン・クルティーヌ

Tel:03-6276-9938

住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10

HP:https://www.courtine.jp

Restaurant La Maison Courtine
Address : YS Disendantsu 1F, 3-37-10 Asagaya-minami Suginami-ku Tokyo
Tel : +81-(0)3-6276-9938
Closed : every second Wednesday, Thursday
Hours : Lunch 11:30a.m – 3:00p.m (L.O. 1:30p.m.)?Dinner 6:00p.m. – 11:00p.m. (L.O. 9:00p.m.)
2min. walk from JR Asagaya station south exit . Please turm right at the exit and walk along the railway track.(JR阿佐ケ谷駅南口より右へ 駅舎(荻窪方面)に沿って直進1分)

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2017年5月

Unknown
こちらのページは 随時加筆してゆきます。今月の花のコースは「杜若」。アヤメ科の美しい花です。 昔から短歌や俳句にもよく読まれて、その名前を聞くとこの時期を思い描く方も多いのではないでしょうか。密かに子供の頃に遊んだ花札に描かれた杜若を(菖蒲とも言われますが・・・)懐かしんでいたりするのはナイショです(笑)さて、実は最近ブログがなかなか更新されないことに、やきもきされている方も多いかと思います。申し訳ございません。このブログを楽しみになさっているとのお声も聞こえてきていて、ああ、早くブログを書かなきゃと気持ちばかりが先行してしまうこの頃です。内容も、以前に比べてだいぶ簡素になってしまって申し訳ございません。実は、最近3年間勤めてくれたサービスマンが卒業しまして、彼に任せていた裏方業務を一手に僕が担っているのですが、そこで溜まっていた仕事が色々と発覚したり、ワインリストになかなかたくさんのワインがまだオン・リストされていなかったり、ワインの値付けがだいぶ古く、再検討が必要であったり、予約システムの変更や、クルティーヌ会員の再管理、と、宿題が山ほどできてしまって、対応に追われていました。
加えて結婚。もうすでに、多くの方にお祝いの言葉や品々、ご祝儀を頂いてしまって、嬉しい悲鳴をあげつつ、「さて、どうお返しをしたものか」と思案に暮れておりますが、その式や、パーティーはやはり手を抜かずにしっかりとやって、皆様に奥様をご紹介させていただきたかったし、もちろん奥様にも皆様をご紹介したかったのもあるのですが、さすがに、一気に80人近い方々を紹介しても、なかなか覚え切れないようです(笑結婚式の様子は、ここに書くと長くなりすぎるので、次回としますが、なにせ、忙しく、寝る間を惜しみつつ、充実の新婚生活も可能な限り楽しんでおります。

欲を言えばあと一日24時間が25時間であれば・・・・

では、お料理の説明に入ります。
今月は新緑、若葉をイメージして・・・

かきつばた:杜若  < Menu ILis>  ¥ 8,900 (要予約) 6/8 まで
Petit Consomme double
小さな琥珀色のコンソメスープ

あまりにも有名な、フランス料理の代名詞とも言われる料理です。
フランス時代のある日、気の置けない料理人と酒を飲みながら話していた時、ふとコンソメスープの話題になって、互いに熱を帯びてしまって気付いたら朝だった、というくらい語りつくせない想いのある料理です。

ところが、最近はめっきり姿を見せなくなりました。
手間も時間もお金もかかる上に、技術的にもとても難しい料理です。仕方がないといえば仕方がないのですが、唯一お目見えする結婚式の披露宴などでは、委託業者のレトルトのコンソメスープばかりが目に映るようになりました。本来の姿に出会えず、個人的に落胆しているというのが正直なところです。

クルティーヌでは、オープン以来、もっぱら、誠実にあるべき姿で作り続けております。
そのコンソメスープはアミューズブーシュ(お通し)としてご提供しています。チャージ料や席料は頂かないので、厳密にはお通しとも違うのかもしれません。特に心を込めているので、お代をいただくのが無粋な気がしてそうしています。アミューズの一口しかご提供できませんが、訪れたすべての方に、心ばかりのおもてなしとして一番最初にお持ちしております。
料理は自然の恩恵の下で成り立ちます。その生命の滋味にあふれた琥珀色が心に染み入るのを感じながらお召し上がりいただけると幸いです。
45L鍋の底が見えるほど澄んだ黄金色のコンソメスープ。

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材料は、牛骨10kg ヒナ鶏ガラ7kg 鶏手羽先5kg 仔牛のスネ肉4kg 仔牛スジ2kg 牛スジ2kg 牛挽肉3kg 玉ねぎ2kg 人参2kg セロリと根セロリ500g トマト600g ニンニク100g白ワインとコニャック1.5kg ハーブやスパイスetcで 40.4kg。
こちらを煮込んで、コンソメスープのベースを作ります。
そのベースへ、新たに挽肉などを加え、卵白で澄ませてゆくと…黄金色。

そして、黄金色を煮詰めて、凝縮させてゆくと… 琥珀色に変わる。
40kgの食材からゼラチン質を極力出さないようにして、旨味と香りのエキスだけを取り出した贅沢なコンソメスープの出来上がり。
40kgを超える材料を使い、2日かけて作って、出来上がりは僅か4L。

やはり、美味しいものは綺麗ですね。

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Tablé de Chinchards au blé et concombre.
一本釣りの初夏の真鯵の塩締め 押し麦と胡瓜と青トマトのタブレ仕立て
/ ムントク白:インドネシア

千葉の海岸線で育った僕にとって鯵は、とても思入れのある魚で、とても好きな魚です。特に初夏に真鯵が一番美味しくなります。
最近とても暑いですが、夜は少し冷えたりする季節の変わり目なこの時期なので、体を整える意味で整腸作用が期待出来る押し麦を抜擢。ささやかな清涼感が欲しくて、暑い体を内から冷やす胡瓜や青トマトとともに。250℃で火入れた、酸の丸くなった香り高いレモンのピュレや、胡瓜のパウダーもお楽しみください。

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胡椒は木の香りが感じられるムントク白胡椒、ワインにはプロヴァンス地方の自然派ワインを合わせます。

仏・プロヴァンス地方(ロゼ) / グルナッシュ サンソー
2016 アンソランス/エスタンドン

insolenceは「生意気」
そのヴィジュアルと口先で弾ける香りのインパクトは登場するだけで魅了する。

最近の暑さはやはりロゼを呼びます。辛口の、香り豊かでありながら爽快なロゼ。
こちらを飲まれた方はほぼ皆様お代わりされます。というのは言い過ぎですが、大変好評を得るワインです。

Sautée de Noix de St-Jacques au Basilique
春堀の山芋 青柳の小柱 アスペルジュ・ソーヴァージュ バジル / 完熟赤胡椒:マレーシア

この時期の春掘りの山芋は絶品。山芋の香りが抜群に良くなる季節になりました。
加えて、青柳の貝柱。小さな貝柱ですが、今が一番美味しい時期です。 アスパラガスソーヴァージュにバジルの香りを添えて

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仏・ブルゴーニュ地方(白) / アリゴテ
2015 アリゴテ  /  アリス エ オリヴィエ ド ムール
1995年から、徐々に除草剤などの使用を減らし、2005年よりビオロジック栽培へ転換。2008年に認証を取得した。ビオロジック農法に基づいて造られた買いブドウ(もしくは手作業で収穫された果汁)を使い、より多くのシャブリを生産、他品種でのワイン造りにも挑戦している

Soupe de fêve son gelée et Emulution
冷たい空豆のスープ そのジュレと泡 / ペンジャ・サラワク白:カメルーン

ソラマメの時期ですね。でも、空豆は鮮度が命。納品されたらとにかく手早く下処理してしまいます。
美味しいそら豆のスープは、鮮度に気をつけて豆を選定し、大量に仕込むことでより美味しく出来上がるのは秘密です。
今回はさっぱり冷製スープにそら豆のゼリーと泡を添えてご提供します。

合わせるペンジャのサラワク胡椒はキレ味と洗練。ぼやけがちなポタージュを優しく引き締めます。今回はここで日本のお酒を合わせて。

日・三重(純米酒) / 「るみ子の酒 夏」

三重の地酒・森喜酒造から。
 無濾過生。  
ブルーラベル、ブルーボトルの夏酒で、アルコール度は少し弱めの14度。爽やかで軽快な中にも、しっかりと旨味のある造りが心地よい。最初はキンキンに冷やしてサーヴしますので、その軽快さを味わい、徐々に室温に近づけば、本来のるみ子の酒らしいうまみが増すのを感じます。

涼しげでスッキリした味わいが信条の夏仕立てなお酒。
Feuilletée de crustassé au sauce Beurre blanc de cidre.
オマール海老と海老芋と蓮根のパイ包み シードルのソース・ブールブラン
/ サラワク白 : マレーシア

さて、そろそろオマール海老が食べたくなる季節です(だいぶ個人的ですが。)
オマール海老をホタテとエビ芋のムースで包み、蓮根を忍ばせて、パイで包みました。ソースはノルマンディーの自然栽培農家から届いたシードルを使ったブールブランソース。

スペシャリテのオマール海老のロティ コライユソースも、ご注文される方が増えてきました。こちらは一尾単位でご注文いただけます。もちろんシェアされても構いません。ぜひ。

サラワク白胡椒で爽やかなスパイシーさを。

仏・ブルターニュ
シードル / ヴァル・ド・ランス

ブルターニュにあるシードル専用のリンゴ園で収穫されたリンゴは、屋外の倉庫に一つ一つ並べられ、完熟するまで約2週間保管。皮ごとすり潰されたリンゴは、香りと色を引き出すために、大きな樽の中で5〜6時間寝かされ,そして搾りだされたリンゴ果汁のうち、”ムー”と呼ばれる一番搾り果汁のみが、シードルとなります。発酵樽の中で1〜4週間かけて発酵させ、リンゴの糖分がアルコールに変わるのを自然の時の流れに任せてゆったりと待ちました。

Veau façon Courtine (fromage-blanc,Champignon de paris ,Asperge vert)
春草を食む仔牛(仏産)のロティ クルティーヌ・スタイル (フロマージュブラン、マッシュルーム、アスパラガス) / サラワク緑胡椒のミニョネット : マレーシア

パリ時代のクルティーヌの2006年初夏のスペシャリテ。当時雑誌やテレビに取り上げられて、初代イヴ・シャルルの天才っぷりに舌を巻いたものです。
旬で食材が揃う時期限定な上に、他にも調理上の色々な制約があるため、なかなかご提供できない幻のスペシャリテ。

仏・ローヌ地方(赤)/  シラー 100%
2013  コルナス / フィリップ パカレ

今回は、天才のワインをご用意します。自然派ワインを語る上で絶対に忘れてはならないのがこのフィリップ・パカレという作り手です。一見すると芸術家のような風貌ですが、その温和な人柄は、たくさんの人を魅了し、彼の話し一つ一つに宿る芯のある言葉には周囲を感動させる力があります。すでにいろいろな逸話を彼は持ちますが、中でも有名なのはD.R.C(ロマネコンティ社)の醸造長の話を断ったことでしょうか。その彼が、知る人ぞ知るコルナスという最高のワイン地で、本物のワインを作ってくれました。実に9年ぶりのリリースだそうです。
僕も本当に感動したので、でき得る限り仕入れましたが、あまりにも人気なパカレのしかもコルナスですから、すぐに無くなってしまうかもしれません。ぜひお早めにご来店いただき、その本物の味わいをお楽しみください。
Sorbet Prum Gelée de Riesling
ルバーブのソルべ と リースリングのジュレ キュベベ胡椒

真っ赤なフキのような形のルバーブ。 フランスから空輸で届いています。

Assiette Melon.
メロンとミント オリーブオイルのアイス添え

最後はさっぱりとメロンを。こちらもパリのクルティーヌ時代から毎年この時期に提供していた取り合わせで 初夏を感じる爽やかなデザートです。

仏・バルサック(貴腐ワイン)/ ソーテルヌ / ルーミュー ラコスト

ソーテルヌ地方バルサックで造られる極甘口ワイン。有名なソーテルヌワイン。特殊な環境下でブドウに着く貴腐菌が余計な水分のみを奪い、とても味わいの濃い貴腐ブドウに変えます。そのブドウから造られる綺麗な凝縮感たっぷりのバルサックの極甘口ワインと、メロンとの相性をお楽しみください。

Pain et Beurre
クルティーパン と フランス産パムプリーバター

Mignardise 3 valiete
小さな3種のフランス菓子

Café ou Thé ou Infusion.
食後のひととき
「阿佐ヶ谷カフェフレスコ」:エスプレッソ、コーヒー
「マカイバリ」:ダージリン、アッサム  又は  フレッシュハーブティー

※ 消費税は料金に含まれております。

※ コースの内容表記では、料理名だけに留めております。実際は料理によって胡椒も変え、調味いたします。

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ディナーのプリフィクスコース(コース内容を選べるコース)のご紹介

※ 食材の入荷により売り切れの場合がございます。
ご希望のお料理がございましたらご予約の際にご確認ください。

< プリフィクス > (フランスの伝統料理や古典、パリの頃からのクルティーヌのスペシャリテもお選び頂けるコース)

・A ¥5,700
小さな琥珀色のコンソメ + 前菜2品 + メイン + デセール + パン + オリーブ油 + コーヒー 又は 紅茶

・B ¥7,600
小さな琥珀色のコンソメ + 前菜3品 + メ イ ン + デセール + パン + パンプリーバター + コーヒー 又は マカイバリ +3種の 小菓子

・C ¥8,400
小さな琥珀色のコンソメ+ 前菜2品 + メイン2品 + デセール + パン + パンプリーバター + コーヒー 又は マカイバリ +3種の 小菓子

・「シェフお任せコース」もございます。こちらのページの最後にご案内します。

< Les Entrees >  前菜  (使用する胡椒名:産地)

・新玉葱のポタージュ 九条ネギを添えて(ペンジャ・サラワク白:マレーシア)

新玉葱で柔らかな味わいのポタージュです。九条ネギの香ばしさがアクセントとなる自慢のスープ。「ぶらぶらサタデー有吉くんの正直散歩」でもゲストに人気のあったスープです。

・茹で上げホワイトアスパラガス(フランス:ロワール 県)と温泉卵 黄ワインのソース   (ムントク胡椒 : インドネシア)

フランスのランドより美味しいホワイトアスパラが届いています。そろそろ収穫も終盤。なくなる前にぜひお召し上がり頂いきたい一皿です。 (有吉くんもその美味しさに驚いていました。)

・フォアグラを練り混んだマグレ鴨のパテ・ド・カンパーニュ  (カンポット赤完熟:カンボジア)

「パテ・ド・カンパーニュ」はフレンチ好きな方は間違いなく食べたことあるかと思います。美味しいですね。もちろん豚肉を使ったものが通常。ですが、たまにはこういうパテもいいですよね。

・美食家のブーダン・ノワール 食べ比べ (長胡椒:石垣島)
(クリスチャン・パラの世界一のブーダン・ノワールと、クルティーヌのブーダン・ノワール食べ比べ)
豚の血と、21種スパイスを使ったフランス伝統料理をクラシカルに。長胡椒のアクセントで。 ノワールとは“黒”という意味。
詳しくはこちら

当店オリジナルレシピと共に、世界一との呼び声高いクリスチャン・パラのブーダンもフランスから届き、添えております。

なぜ2種類?という疑問を持たれるお客様が結構多いので簡単にご説明します。実は、クリスチャン・パラーのブーダン・ノワールに惚れ込んで、自分でレシピを起こしたのがクルティーヌのレシピの方です。
パリの一つ星当時、14区のラ・メゾン・クルティーヌでは、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを焼き上げて提供していました。
休憩時間や休みの日に勉強に行っていた熟成肉の名店 ル・セヴェロ でも、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを使っています。それほどに、シェフたちから信頼の厚いブーダン・ノワールですが、日本には、やっと最近(2015年11月)輸入が可能になったばかりで、それまでは日本では手に入りませんでした。

しかし、どうしてもフランス当時と同じクオリティのブーダン・ノワールを提供したくて、試行錯誤を続けてきたものが今日皆様に提供しているクルティーヌのブーダン・ノワールとなります。
その後、最近になって、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールが輸入されるようになり、だったらやはり本家の方を使うべきだよねってことで、クルティーヌのブーダン・ノワールの存在価値がなくなってしまいました。
そこで、せっかく作り上げたオリジナルのブーダン・ノワールのレシピなので、今度はその背中を追いかけるのではなく、独自の個性をもたせ、洗練させていきたい思うようになります。
ですので、クルティーヌのブーダン・ノワールの原点となってくれた感謝と、変わらぬ敬意、そのオマージュとして、クリスチャンパラーのブーダンノワールを焼き上げ、その横に、その背中を追いかけ、追い越したいと願い、成長を続けるクルティーヌのブーダン・ノワールを 置くことにしました。

2種類を食べ比べ、味わいの違いをお楽しみいただければ嬉しく思います。

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クルティーヌのブーダン・ノワールはテイクアウトもしております。
テイクアウトはこちら

・[+700-] ブロンドレンズ豆とトリュフ [ウフ・アラ・コック:半熟卵、仔羊のベーコン、パルムザン]  キュベベ黒胡椒 / インドネシア

こだわりのレンズ豆。フランスはオーベルニュ地方のサンフルール村という限られた区域でしか生産されない奇跡の豆。その奇跡を知りたい方はこちら
このレンズ豆をどうしてもお召し上がりいただきたくて。
もう15年近く料理し続けているサンフルールの黄金色のレンズ豆。

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・ [ + 1000-] 琥珀色のコンソメスープ と 小さなトリュフのタルティーヌ / ペンジャサラワク黒 : カメルーン

アミューズだけではなく、お料理としっかりと召し上がりたいというリクエストに応えてオン・メニュー

・ [ + 1500- ]トリュフ・フォンデュ(春野菜数種、馬鈴薯のフリット)  / ケララ黒 : インド

新たな料理の登場です。
体温まるお野菜の一皿

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————– <要予約>  ———-
仕込みに3日以上必要なお料理もございます。ご予約の際にご確認ください。

・[ +800-]熟成近江牛のタルタル トリュフのサヴァイヨンソース (サラワク黒:マレーシア)

より美味しくお召し上がりいただくためには相応のタイミング管理と準備が必要。これ以上はないと思える熟成肉のタルタルは要予約で。

・[ +500-] フォアグラのポワレ アスペルジュ・ソーヴァージュ添え

ヨーロッパの鳥インフルエンザ流行のため、世界的にフォアグラがだんだん希少になってきました。
いつまで提供できるのか・・・

・[+1,000-]フォアグラと季節の果実のミルフィーユ カカオ風味   夏トリュフの香り

今月はプリュノーをフォアグラとフィユタージュに挟みました。この料理を目当てにご来店される方もおられます。食感と味わいのマリアージュをぜひお愉しみ下さい。ソースはマデラ酒とトリュフを使ったペリグーソース。

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< Les Plats >   メイン

・本日の魚料理
その日の入荷によって内容が変わります。

・フランス郷土料理 ”ナヴァラン ダニョー” (仔羊のトマト煮込み)

春は仔羊。春はナヴァラン。です。

パリで何回作ったことか、何回食べたことかっていうくらいの得意料理です。

仔羊を肩肉をじっくりトマトで煮込み、パリと変わらぬ味わいで提供中。
隠れたファンが多いのもこの料理の特徴。春の代名詞。是非一度食べてみてください。 ※残りわずか

・フランス郷土料理 ”アッシ・パルマンティエ”(熟成肉、蝦夷鹿肉、桜肉、マッシュポテト)  (テリチェリー 黒:南インドの港街)
熟成肉の切落とし、滋賀の猟師から直接届いた野生の日本鹿、同じく滋賀の猟師から届いた野生の猪を、香味野菜、赤ワイン、スパイス、ハーブとともにゆっくり2日間かけて煮込みました。 馬鈴薯のピュレと2層にしてアツアツをお召し上がり頂けます。
しっかりした旨味を持つソースも自慢です。

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・ [ + 700-] マグレ鴨のロティ クルティーヌ・スタイル / サラワク黒 : マレーシア

・ [ + 1500-] パイ生地で蓋をしたヒグマ のシヴェとトリュフ  / ペンジャサラワク黒 : カメルーン

クルティーヌ得意のモンゴルフィア料理。気球の形に見立てた、器の中の香りを閉じ込める料理です。珍しいヒグマの腕の赤ワイン煮込みをトリュフとともにパイ生地で閉じ込めました。

サクサクのパイ生地を割ったときの香りを楽しみ、ヒグマとトリュフのマリアージュをお楽しみください。
熟成肉

ラ・メゾン・クルティーヌといえば熟成肉。
日本とフランスをひっくるめても本当に熟成肉を楽しめるレストランは少ないものです。
一口目は是非、温かいうちにお肉だけをお召し上がりください。噛めば噛むほどに味わいを増し、熟成香が立ってまいります。
100日以上の時間をかけ、ゆっくりと作り上げた熟成の個性は、やはり口内でじっくりとお召し上がりになることで完成いたします。

・短期熟成近江牛のポワレ 80g

短期熟成の醍醐味は、熟成中に起こる水分の枯渇による肉の味わいの凝縮感です。短期熟成なので、そこまで熟成香はのっていませんが、ストレートにお肉の美味しさを感じられる状態となります。熟成期間が長期熟成の約3分の1。その分リーズナブルにご提供できるのも嬉しいですね。

通常の、肉の出汁を使ったソースは肉の味わいを感じるためには邪魔になると考え、添えておりません。
唯一、熟成肉のために作り上げた10種類のハーブをブレンドするソース・デルブと共に、お好みで、ゲランドの塩の花、インドネシアのサラワク胡椒、バスク地方のピマン・デスペレット(一味唐辛子)で、お召し上がりください。

・前日までの要予約 [+1,900円] 長期熟成近江牛のトーチィエール

手間暇かけて約100日間熟成させた近江牛を、一番いい状態でお召し上がりいただくために、お召し上がりになる時間から逆算して骨から外し調理します。

当店スペシャリテ
熟成肉の旨味、熟成香、茸、ペリグーソース。
熟成肉を知っている方にこそ、お召し上がりいただきたい、熟成肉を用いた数少ない料理の一つの完成形。
ご来店日の前日までにご予約ください。

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熟成肉話にご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。

< Options > オプション

・ [ + 600] 野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット
パリ時代から人気のフリット。
野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット。 香りが、旨味が、普通のフリットとは違います。
特に熟成肉との相性は抜群。
・[+2800円] ジビエのパテ・オン・クルート

パテオンクルート。
以前紹介した記事より抜粋しながらご紹介します。
クルティーヌのジビエは三重県から届くことが多いです。
それは、ジビエをクルティーヌへと届けてくださる、大切な猟師さんが主に三重を拠点にしているからです。
じつは、猟師さんは誰でもいいわけではありません。大切な友人とのつながりによって紹介された、信頼できる方というのが第一条件です。
こちらの猟師さんは、猟をした中でも、より、いいものをクルティーヌに送ってくださる貴重な方です。
まず、血抜きは猟で仕留めてから30分以内に綺麗に抜いてしまわなくてはいけません。なぜなら ここでジビエの肉の香りが決定するからです。ゆっくりしていては、血が回ってしまって、生臭みの残る血の匂いが肉に入り込んで美味しい料理にはなりません。

猟師さんは命に誠実な方でなくてはいけません。
丁寧に素早く処理をするのは大変です。鹿を処理するところを想像してみてください。大きな本州鹿の血抜きなんて、おお仕事です。30分でやりきること自体、大変な労力と、神経を使います。そして、そのあとすぐに送っていただかなければいけません。 そういった誠実な仕事ぶりは、届いた肉に全て見えます。
食べればすぐにわかります。
こういう方々の命へのリスペクトがあるからこそ、僕も、もっともっと自然に感謝して料理しなければと身が引き締まる思いを強く持つことができるのだと思います。

クルティーヌの料理は全て自家製なので、パテ・オン・クルートの生地ももちろんタイミングを計ってフィユタージュ生地を折り使用します。手間と時間がかかりますがやはりこの生地でないとこの美味しさにはなりません。
滋味溢れる鹿や猪や、山鶉の旨味を一身にまとったこのパイの美味しさは格別です。
中心に据えた山鶉の胸肉とフォアグラはしっとりと仕上がっています。

まずは何もつけずにパテ・オン・クルートだけをお召し上がりください。それから、コンソメとトリュフのエスプーマーとともにお召し上がりいただければ、二度楽しめるかと思います。箸休めのピクルスのようなものは、グレックといって、「ギリシャ」という意味。こちらのグレックのレシピにもこだわっております。

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・ [ + 1,900円]  アシエット・フロマージュ (チーズの盛り合わせ)  4種
メインの後に、もしお腹に余裕のある場合は、ぜひフロマージュをお召し上がりください。かの有名な美食家ぶりやサヴァランは、チーズのない食卓は片目のない美女だと言っています。

・フランス北部ノルマンディーから届くカマンベール
ナポレオン3世が気に入って世に広まったという比較的最近作られ始めたチーズ。1789年にカマンベール村で作られたのが最初だとか。チーズといえば?と世界各国で問いかけてみたところ、一番多く答えられたのが「カマンベール」だったとか。

・コンテ

・ブルゴーニュ地方からエポワース
ウオッシュチーズの代表格。マールと呼ばれる、ブルゴーニュ地方の蒸留酒(地酒)と塩水で洗いながら最低4週間は熟成させて、独特の香りと旨みを凝縮させます。かのブリヤ・サヴァランは、このチーズを指して「チーズの王」と呼んだとか。

・ミディ=ピレネー地方からロックフォール
フランス最古のチーズといわれている。
スールゾン村の地下に広がる洞窟で採取されたアオカビを使い、またこの洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものでないと、ロックフォールとして販売出来ない羊乳のチーズ。
数千年前、この村内のコンバール山の北側斜面に形成された巨大な洞窟で、羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着してこのチーズが出来たという伝説は有名。
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< Desserts > デセール

・ヴァローナショコラとキャラメルのフォンダン 山椒の旋律

・ルバーブのタルトとパリジェンヌの愛したグラスヴァニーユ

・さっぱりと今月のソルベを2種

「シェフお任せコース」

「シェフお任せA」 7,300
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン + デセール+ パン+ コーヒー + 小菓子3種

「シェフお任せB 」8,900
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品 + メイン+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種

「シェフお任せC 」10,800
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン2品+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種

「シェフお任せD」 12,500
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品+ メイン2品+ デセール+パン + コーヒー + 小菓子3種
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。

アレルギーや苦手な食材をお伝えください。

シェフが自らその日一番オススメな料理で、「シェフお任せコース」を組み立てます。「お任せ頂いたからには」と、通常より内容がちょっとお得に。

※ 消費税はいただいておりません。

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ラ・メゾン・クルティーヌ

Tel:03-6276-9938

住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10

HP:https://www.courtine.jp

Restaurant La Maison Courtine
Address : YS Disendantsu 1F, 3-37-10 Asagaya-minami Suginami-ku Tokyo
Tel : +81-(0)3-6276-9938
Closed : every second Wednesday, Thursday
Hours : Lunch 11:30a.m – 3:00p.m (L.O. 1:30p.m.)?Dinner 6:00p.m. – 11:00p.m. (L.O. 9:00p.m.)
2min. walk from JR Asagaya station south exit . Please turm right at the exit and walk along the railway track.(JR阿佐ケ谷駅南口より右へ 駅舎(荻窪方面)に沿って直進1分)

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2017年4月のメニュー

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こちらのページは 随時加筆してゆきます。

今月の花のコースの一押しは何と言ってもフランス産の2つ 仔牛と仔羊です。

仔牛は、やはりフランス産と国産では雲泥の差があります。仔牛料理の多さがそれを物語っていますね。 春といえば仔牛。ぜひお楽しみいただきたいです。

そして、仔羊。フランス産が16年ぶりの輸入解禁です。 それに乗って、世界一とも言われるロゼール地方の仔羊が入荷しました。パリのクルティーヌではずーっと使っていた食材。パリの星付き御用達の仔羊です。

すずらん:ミュゲ < Menu Muguet>     ¥ 8,900  (要予約)       4/ 6 まで


Petit Consomme double
小さな琥珀色のコンソメスープ 

あまりにも有名な、フランス料理の代名詞とも言われる料理です。
フランス時代のある日、気の置けない料理人と酒を飲みながら話していた時、ふとコンソメスープの話題になって、互いに熱を帯びてしまって気付いたら朝だった、というくらい語りつくせない想いのある料理です。

ところが、最近はめっきり姿を見せなくなりました。
手間も時間もお金もかかる上に、技術的にもとても難しい料理です。仕方がないといえば仕方がないのですが、唯一お目見えする結婚式の披露宴などでは、委託業者のレトルトのコンソメスープばかりが目に映るようになりました。本来の姿に出会えず、個人的に落胆しているというのが正直なところです。

クルティーヌでは、オープン以来、もっぱら、誠実にあるべき姿で作り続けております。
そのコンソメスープはアミューズブーシュ(お通し)としてご提供しています。チャージ料や席料は頂かないので、厳密にはお通しとも違うのかもしれません。特に心を込めているので、お代をいただくのが無粋な気がしてそうしています。アミューズの一口しかご提供できませんが、訪れたすべての方に、心ばかりのおもてなしとして一番最初にお持ちしております。
料理は自然の恩恵の下で成り立ちます。その生命の滋味にあふれた琥珀色が心に染み入るのを感じながらお召し上がりいただけると幸いです。
45L鍋の底が見えるほど澄んだ黄金色のコンソメスープ。

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材料は、牛骨10kg ヒナ鶏ガラ7kg 鶏手羽先5kg 仔牛のスネ肉4kg 仔牛スジ2kg 牛スジ2kg 牛挽肉3kg 玉ねぎ2kg 人参2kg セロリと根セロリ500g トマト600g ニンニク100g白ワインとコニャック1.5kg  ハーブやスパイスetcで 40.4kg。
こちらを煮込んで、コンソメスープのベースを作ります。
そのベースへ、新たに挽肉などを加え、卵白で澄ませてゆくと…黄金色。

そして、黄金色を煮詰めて、凝縮させてゆくと… 琥珀色に変わる。
40kgの食材からゼラチン質を極力出さないようにして、旨味と香りのエキスだけを取り出した贅沢なコンソメスープの出来上がり。
40kgを超える材料を使い、2日かけて作って、出来上がりは僅か4L。

やはり、美味しいものは綺麗ですね。

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Carpaccio de veau Langousuthine, Asperuge,Parmesin,Truffe.
仔牛のカルパッチョ 手長海老 アスパラガス、パルメザン / ムントク白:インドネシア

フランス産の仔牛です。仔牛は、日本のものとは格段に違いが現れます。仔牛は日本ではまだあまり需要がないので、育てるノウハウがまだ確立されていないのも原因だと思いますが、フランスの仔牛は、ほとんど別物の味わい。そのなかでも、やはり春の仔牛は絶品です。

ラングスティーヌ(手長海老と合わせるこのカルパッチョは、以前パリのアラン・サンドランス(2つ星)で提供していた 取り合わせ。日本人ではまずない発想だと思います。 柔らかく、ミルキーな仔牛のカルパッチョにラングスティーヌの甘みとアスパラガスの青さを加え、パルメザンで召し上がれ。

胡椒は木の香りが感じられるムントク白胡椒、ワインにはロワール地方の自然はワインを合わせます。

仏・ロワール地方(白) / ソーヴィニヨン・ブラン
2015 トゥーレーヌ/ ドメーヌ・オリビエ・ボノム

今や、自然派ワイン界の巨匠。各ぶどうにテロワール(ぶどうの育つ土壌や環境)を反映させるために、ビオ農法や自然酵母を駆使して、酸化防止剤の添加抑制し、無ろ過にて醸造する。現代のワイン造りは美味しく造るために、人の手が過度にかけられているのが、2人は人の手を極力かけず、ぶどう本来の味わいを十二分に活かす。彼らの畑の香り、彼らと飲んだあの日を想い出しながら料理を作ります。

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Risotte de Nanohana Cteaux.
菜の花のリゾットとマテ貝  / サラワク緑胡椒:マレーシア

春は野に咲く花を意識したい。そう思うのは日本人の心。その菜花のほろ苦さは日本人だけが感じる美味しさだとの話を本で読んだことがありますが、旬を大切にする、生命の息吹の流れを敏感に感じたいと願い、生活に取り込む日本人の心の表れだと感じます。そのほのかな苦味は貝類との相性が抜群、今回は旬の大きなマテ貝を合わせました。仔牛との相性もいいので、コースとしてのお皿の上の旋律が解けないのも感じていただけたら幸いです。

爽やかなサラワク緑胡椒と山椒を合わせ、思い入れのある特級畑のこのワインとともにお楽しみいただきたい。

仏・アルザス地方(白) / リースリング
2011 グランクリュ ブェルシッグベルグ / ジェラール・シュレール & ブリュノー・シュレール

今や超有名なシュレール親子のリースリング。しかもグランクリュ。
父上のジェラールはもっぱら畑を担当。何十年にもわたって一度も除草剤、化学肥料を使っていない畑は健全そのもので、収量をできるだけ低く抑え、濃縮度の高いブドウが栽培されている。中くらいのフードルを使いシュール・リーで、酸化防止剤の使用を可能な限りおさえ熟成させたブルーノのワインは、独特の風味を備え、するどい酸が奥行きのある果実味をしっかりと支え、高いレベルでバランスが整い、ミネラリーな味わいに支えられた凝縮度の高い見事なワイン。ブルーノは毎年のヴィンテージの違いを楽しみ、自由な感性でワインを仕上げていく。シュレール親子に善塔が惚れ込んで、2003~2011年に何度も足を運んだワインの造り手。一押しのワイン

Soup d‘Oignon nouveau au truffe
新玉葱のスープ 九条ネギ トリュフ / ペンジャ・サラワク白:カメルーン

新玉ねぎで柔らかな味わいのポタージュです。九条ネギの香ばしさが菜の花の香ばしさとリンクしながら進むすずらんコースの3皿目。数枚添えたトリュフが味わいに複雑味を与えてくれます。

ペンジャのサラワク胡椒はキレ味と洗練。ぼやけがちなポタージュを優しく引き締めます。今回はここで日本のお酒を合わせて。

日・山形(大吟醸) / 幻の酒米「愛山」精米50%

愛山は1949年に兵庫県で育成。酒米の王様、「山田錦」と「愛知県三河錦4号」を祖父母とし、その両親の名前一文字ずつをとり「愛山」の名に。

晩生で、山田錦以上の千粒重(28.3g)を持つため、倒伏しやすく栽培もたいへんな米です。

心白発現率は山田錦よりも高いのですが、心白が非常に大きいため高精白にすると砕けやすく、また溶けやすいため雑味が出ることもあります。

濃醇な酒になりやすいのですが、米の特徴をよく把握して上手に造ると独特の風味のある酒が出来ます。

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Meuniére de la Raie au Beurre noisette du capre.
メガネカスベ(エイ)ヒレ と 春キャベツ シェリー風味 / サラワク白 : マレーシア

エイのヒレを食べたことはありますか?なかなか日本では調理されることの少ない食材ですが、その旨味ととろけるような食感は他の食材では楽しめない個性的なモノ。ソースにはヘーゼルナッツのような香ばしさと、ケッパーの酸味と、シェリービネガーの酸の厚みで。

サラワク白胡椒で爽やかなスパイシーさと、甘くないロゼワインが柔らかな印象のお皿を引き締めて。

仏・プロヴァンス(ロゼ) /  サンソー40%、グルナッシュ・ノワール 40% 其の他 2015 リュミエール  エスタンドン 

上品なたたずまいでお料理にそっと寄り添う。エイヒレの繊細な旨味に呼応して綺麗にまとめる
襟を正して味わう白木のカウンターに和装の麗人のよう。プロヴァンスのロゼのいいところだけを集めたような完成度の高いワイン。

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Epoule d’Agneau printamps aux Aricot tarbé
日本初上陸。世界一の仔羊(フランス・ロゼール産)エポール・ダニョーのロティ アリコタルベ添え /   長胡椒 : 石垣島

今回のコースのメインディッシュ。その名に恥じない美味しさを。
ローゼールの仔羊といえば、フランスの星付き御用達の食材。真っ白な毛並みの優しい旨味(今回のコースは春のぬくもりを感じる優しい味わいが多いですね。これも季節感)16年ぶりにフランスからの仔羊の輸入が解禁されて、いの一番に思い描いた食材でした。とにかく、今月はこのロゼールの仔羊を食べなければ始まらない。パリで料理していた方法と全く同じように仕立て、そのお皿の上のマリアージュを大切にしました。シンプルだけれど地味に溢れ、素材を活かしたシンプルな調理法を採用する分じっくりこのロゼールの仔羊をご堪能いただけると思います。

仔羊には長胡椒。胡椒のなかでも一番古い歴史を持つ個性的な香りは仔羊との相性抜群です。

仏・ブルゴーニュ(赤)/ ピノ・ノワール
2013 ショレイ・レ・ボーヌ/ メゾン・ジョセフ・ドルーアン

ブルゴーニュ中心地ボーヌにて、1880年創業のドルーアン家の情熱、熟練した技術が、4代目へと受け継がれています。ブルゴーニュの多様性を最大限に生かすため、有機農法(ビオディナミ)を用い、自然環境に最大の敬意を払いながら、ブドウ栽培を行っています。優雅さとテロワールを表現したこのワインは気の合う仲間たちと存分に楽しみ、喜びを分かち合うことができる最高のワインです。非常にボーヌらしい王道的味わい。新樽を10%含むフレンチオークで12〜15ヶ月熟成。

Sorbet Pruneau et carame
プリュノー・キャラメルのアイスとペドロヒメネス

しっかりした味わいを持つこの小さなソルベには、南仏の文化を象徴するペドロヒメネス。

Assiette Fraise
苺のスープ仕立て キュベベ胡椒とエストラゴンのソルベ

最後はさっぱりとイチゴを。こちらもパリのクルティーヌ時代から毎年この時期に提供していた取り合わせで、春を感じる爽やかなデザートです。

フルーティーなキュベベ胡椒は鉄板。

伊・マルケ州(白甘口)/ アレアティコの赤ワイン・さくらんぼ
ヴィショラ / テラクルーダ

サクランボと赤ワインで造る、ルネッサンス時代から伝わるマルケの伝統的なデザートワイン。サクランボの高い香り。なめらかな口当たりと適度な酸を持つ甘口。

Pain et Beurre
クルティーパン と フランス産パムプリーバター

Mignardise 3 valiete
小さな3種のフランス菓子

Café ou Thé ou Infusion.
食後のひととき
「阿佐ヶ谷カフェフレスコ」:エスプレッソ、コーヒー
「マカイバリ」:ダージリン、アッサム  又は  フレッシュハーブティー

※ 消費税は料金に含まれております。

※ コースの内容表記では、料理名だけに留めております。実際は料理によって胡椒も変え、調味いたします。

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ディナーのプリフィクスコース(コース内容を選べるコース)のご紹介

※ 食材の入荷により売り切れの場合がございます。
ご希望のお料理がございましたらご予約の際にご確認ください。

<  プリフィクス   > (フランスの伝統料理や古典、パリの頃からのクルティーヌのスペシャリテもお選び頂けるコース)
・A ¥5,700
小さな琥珀色のコンソメ + 前菜2品 + メイン + デセール + パン + オリーブ油 + コーヒー 又は 紅茶
・B ¥7,600
小さな琥珀色のコンソメ + 前菜3品 + メ イ ン + デセール + パン + パンプリーバター + コーヒー 又は マカイバリ +3種の 小菓子
・C ¥8,400
小さな琥珀色のコンソメ+ 前菜2品 + メイン2品 + デセール + パン + パンプリーバター + コーヒー 又は マカイバリ +3種の 小菓子

・「シェフお任せコース」もございます。こちらのページの最後にご案内します。

< Les Entrees >  前菜

・スコットランド産半野生サーモン48時間柑橘マリネ(サラワク緑:マレーシア)

半野生サーモン。4箇所の広大な土地を管理し、毎年違う場所で育て、4年で、最初の土地に戻ってくる育て方。それぞれの土地は3年間自然なままで管理されるので、自然体系が戻った土地で悠々育つサーモンは、味わいがクリアで、養殖独特の脂の臭みが一切ない。

48時間と、時間をかけて、柑橘類とともにマリネし、相性のいいカリフラワーを合わせます。

・新玉葱のポタージュ 九条ネギを添えて(ペンジャ・サラワク白:マレーシア)

すずらんのコースをご覧ください。

・フォアグラを練り混んだマグレ鴨のパテ・ド・カンパーニュ  (カンポット赤完熟:カンボジア)

「パテ・ド・カンパーニュ」はフレンチ好きな方は間違いなく食べたことあるかと思います。美味しいですね。もちろん豚肉を使ったものが通常。ですが、たまにはこういうパテもいいですよね。

・美食家のブーダン・ノワール  食べ比べ (長胡椒:石垣島)
(クリスチャン・パラの世界一のブーダン・ノワールと、クルティーヌのブーダン・ノワール食べ比べ)

豚の血と、21種スパイスを使ったフランス伝統料理をクラシカルに。長胡椒のアクセントで。 ノワールとは“黒”という意味。
詳しくはこちら

当店オリジナルレシピと共に、世界一との呼び声高いクリスチャン・パラのブーダンもフランスから届き、添えております。

なぜ2種類?という疑問を持たれるお客様が結構多いので簡単にご説明します。実は、クリスチャン・パラーのブーダン・ノワールに惚れ込んで、自分でレシピを起こしたのがクルティーヌのレシピの方です。
パリの一つ星当時、14区のラ・メゾン・クルティーヌでは、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを焼き上げて提供していました。
休憩時間や休みの日に勉強に行っていた熟成肉の名店  ル・セヴェロ でも、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを使っています。それほどに、シェフたちから信頼の厚いブーダン・ノワールですが、日本には、やっと最近(2015年11月)輸入が可能になったばかりで、それまでは日本では手に入りませんでした。

しかし、どうしてもフランス当時と同じクオリティのブーダン・ノワールを提供したくて、試行錯誤を続けてきたものが今日皆様に提供しているクルティーヌのブーダン・ノワールとなります。
その後、最近になって、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールが輸入されるようになり、だったらやはり本家の方を使うべきだよねってことで、クルティーヌのブーダン・ノワールの存在価値がなくなってしまいました。
そこで、せっかく作り上げたオリジナルのブーダン・ノワールのレシピなので、今度はその背中を追いかけるのではなく、独自の個性をもたせ、洗練させていきたい思うようになります。
ですので、クルティーヌのブーダン・ノワールの原点となってくれた感謝と、変わらぬ敬意、そのオマージュとして、クリスチャンパラーのブーダンノワールを焼き上げ、その横に、その背中を追いかけ、追い越したいと願い、成長を続けるクルティーヌのブーダン・ノワールを 置くことにしました。

2種類を食べ比べ、味わいの違いをお楽しみいただければ嬉しく思います。

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クルティーヌのブーダン・ノワールはテイクアウトもしております。
テイクアウトはこちら

・[+700-]  ブロンドレンズ豆とトリュフ [ウフ・アラ・コック:半熟卵、仔羊のベーコン、パルムザン]  キュベベ黒胡椒 / インドネシア

こだわりのレンズ豆。フランスはオーベルニュ地方のサンフルール村という限られた区域でしか生産されない奇跡の豆。その奇跡を知りたい方はこちら
このレンズ豆をどうしてもお召し上がりいただきたくて。
もう15年近く料理し続けているサンフルールの黄金色のレンズ豆。

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・ [ + 1300-] 琥珀色のコンソメスープ と 小さなトリュフのタルティーヌ / ペンジャサラワク黒 : カメルーン

アミューズだけではなく、お料理としっかりと召し上がりたいというリクエストに応えてオン・メニュー

・ [ + 1500- ]トリュフ・フォンデュ(春野菜数種、馬鈴薯のフリット)  / ケララ黒 : インド

新たな料理の登場です。
体温まるお野菜の一皿

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————– <要予約>     ———-
仕込みに3日以上必要なお料理もございます。ご予約の際にご確認ください。

・[ +800-]熟成近江牛のタルタル トリュフのサヴァイヨンソース (サラワク黒:マレーシア)

より美味しくお召し上がりいただくためには相応のタイミング管理と準備が必要。これ以上ないと思える熟成肉のタルタルは要予約で。

・[ +500-] フォアグラのポワレ 菜の花のリゾット添え

ヨーロッパの鳥インフルエンザ流行のため、世界的にフォアグラがだんだん希少になってきました。
いつまで提供できるのか・・・

・[+1,000-]フォアグラと季節の果実のミルフィーユ カカオ風味   冬トリュフの香り

今月はプリュノーをフォアグラとフィユタージュに挟みました。この料理を目当てにご来店される方もおられます。食感と味わいのマリアージュをぜひお愉しみ下さい。ソースはマデラ酒とトリュフを使ったペリグーソース。

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< Les Plats >   メイン

・本日の魚料理
その日の入荷によって内容が変わります。

・フランス郷土料理 ”ナヴァラン ダニョー” (仔羊のトマト煮込み)

春は仔羊。春はナヴァラン。です。

パリで何回作ったことか、何回食べたことかっていうくらいの得意料理です。

仔羊を肩肉をじっくりトマトで煮込み、パリと変わらぬ味わいで提供中。
隠れたファンが多いのもこの料理の特徴。春の代名詞。是非一度食べてみてください。

フランス郷土料理 ”アッシ・パルマンティエ”(熟成肉、蝦夷鹿肉、桜肉、マッシュポテト)  (テリチェリー 黒:南インドの港街)
熟成肉の切落とし、滋賀の猟師から直接届いた野生の日本鹿、同じく滋賀の猟師から届いた野生の猪を、香味野菜、赤ワイン、スパイス、ハーブとともにゆっくり2日間かけて煮込みました。 馬鈴薯のピュレと2層にしてアツアツをお召し上がり頂けます。
しっかりした旨味を持つソースも自慢です。

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過去のブログですが、よろしければこちらもご参考に。


熟成肉


ラ・メゾン・クルティーヌといえば熟成肉。
日本とフランスをひっくるめても本当に熟成肉を楽しめるレストランは少ないものです。
一口目は是非、温かいうちにお肉だけをお召し上がりください。噛めば噛むほどに味わいを増し、熟成香が立ってまいります。
100日以上の時間をかけ、ゆっくりと作り上げた熟成の個性は、やはり口内でじっくりとお召し上がりになることで完成いたします。

短期熟成近江牛のポワレ 80g 

短期熟成の醍醐味は、熟成中に起こる水分の枯渇による肉の味わいの凝縮感です。短期熟成なので、そこまで熟成香はのっていませんが、ストレートにお肉の美味しさを感じられる状態となります。熟成期間が長期熟成の約3分の1。その分リーズナブルにご提供できるのも嬉しいですね。

通常の、肉の出汁を使ったソースは肉の味わいを感じるためには邪魔になると考え、添えておりません。
唯一、熟成肉のために作り上げた10種類のハーブをブレンドするソース・デルブと共に、お好みで、ゲランドの塩の花、インドネシアのサラワク胡椒、バスク地方のピマン・デスペレット(一味唐辛子)で、お召し上がりください。

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・前日までの要予約 [+1,900円]   長期熟成近江牛のトーチィエール

手間暇かけて約100日間熟成させた近江牛を、一番いい状態でお召し上がりいただくために、お召し上がりになる時間から逆算して骨から外し調理します。 

当店スペシャリテ
熟成肉の旨味、熟成香、茸、ペリグーソース。
熟成肉を知っている方にこそ、お召し上がりいただきたい、熟成肉を用いた数少ない料理の一つの完成形。
ご来店日の前日までにご予約ください。

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熟成肉話にご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。

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過去のブログですが、よろしければこちらもご参考に。

 < Options > オプション

・ [ + 600]      野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット 
パリ時代から人気のフリット。
野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット。 香りが、旨味が、普通のフリットとは違います。
特に熟成肉との相性は抜群。


・[+2800円] ジビエのパテ・オン・クルート

パテオンクルート。
以前紹介した記事より抜粋しながらご紹介します。
クルティーヌのジビエは三重県から届くことが多いです。
それは、ジビエをクルティーヌへと届けてくださる、大切な猟師さんが主に三重を拠点にしているからです。
じつは、猟師さんは誰でもいいわけではありません。大切な友人とのつながりによって紹介された、信頼できる方というのが第一条件です。
こちらの猟師さんは、猟をした中でも、より、いいものをクルティーヌに送ってくださる貴重な方です。
まず、血抜きは猟で仕留めてから30分以内に綺麗に抜いてしまわなくてはいけません。なぜかですって? ここでジビエの肉の香りが決定します。ゆっくりしていては、血が回ってしまって、生臭みの残る血の匂いが肉に入り込んでしまいます。

ですので、猟師さんは命に誠実な方でなくてはいけません。
丁寧に素早く処理をするのは大変です。鹿を処理するところを想像してみてください。大きな本州鹿の血抜きなんて、おお仕事です。30分でやりきること自体、大変な労力と、神経を使います。そして、そのあとすぐに送っていただかなければいけません。 そういった誠実なお仕事ぶりは、届いたお肉に全て見えます。
食べればすぐにわかります。
こういう方々の命へのリスペクトがあるからこそ、僕も、もっともっと自然に感謝して料理しなければと身が引き締まる思いを強く持つことができるのだと思います。

クルティーヌの料理は全て自家製なので、パテ・オン・クルートの生地ももちろんタイミングを計ってフィユタージュ生地を折り使用します。手間と時間がかかりますがやはりこの生地でないとこの美味しさにはなりません。
滋味溢れる鹿や猪や、山鶉の旨味を一身にまとったこのパイの美味しさは格別です。
中心に据えた山鶉の胸肉とフォアグラはしっとりと仕上がっています。

まずはフィユタージュ生地を折って。

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焼く前

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焼き上がり

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コンソメを入れて

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まずは何もつけずにパテ・オン・クルートだけをお召し上がりください。それから、コンソメとトリュフのエスプーマーとともにお召し上がりいただければ、二度楽しめるかと思います。箸休めのピクルスのようなものは、グレックといって、「ギリシャ」という意味。こちらのグレックのレシピにもこだわっております。

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・ [ + 1,900円]  アシエット・フロマージュ (チーズの盛り合わせ)  4種
メインの後に、もしお腹に余裕のある場合は、ぜひフロマージュをお召し上がりください。かの有名な美食家ぶりやサヴァランは、チーズのない食卓は片目のない美女だと言っています。

・フランス北部ノルマンディーから届くカマンベール
ナポレオン3世が気に入って世に広まったという比較的最近作られ始めたチーズ。1789年にカマンベール村で作られたのが最初だとか。チーズといえば?と世界各国で問いかけてみたところ、一番多く答えられたのが「カマンベール」だったとか。

・コンテ

・ブルゴーニュ地方からエポワース
ウオッシュチーズの代表格。マールと呼ばれる、ブルゴーニュ地方の蒸留酒(地酒)と塩水で洗いながら最低4週間は熟成させて、独特の香りと旨みを凝縮させます。かのブリヤ・サヴァランは、このチーズを指して「チーズの王」と呼んだとか。

・ミディ=ピレネー地方からロックフォール
フランス最古のチーズといわれている。
スールゾン村の地下に広がる洞窟で採取されたアオカビを使い、またこの洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものでないと、ロックフォールとして販売出来ない羊乳のチーズ。
数千年前、この村内のコンバール山の北側斜面に形成された巨大な洞窟で、羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着してこのチーズが出来たという伝説は有名。


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< Desserts > デセール

・ヴァローナショコラとキャラメルのフォンダン 山椒の旋律 

・南高梅のユンヌルーシュ (キュベベ黒:インドネシア)

・さっぱりと今月のソルベを2種
本日は洋梨のソルベ と 焼き茄子とシソのアイスクリームです。

お子様料理:(要予約)

A   ポタージュ                                            500円
B  ズワイ蟹のカニクリームコロッケ                   600円
C      鴨とフォアグラのパテ・ド・カンパーニュ                   900円
D フォアグラ入り洋風茶碗蒸しトリュフ風味                    900円
E      いろいろチーズの盛り合わせ                                1,100円

F      あわあわのナポリタン (80g)                                  1,000円
G     あわあわの甘口カレー                                  1,000円
H あわあわの熟成肉入りハンバーグ(40g)とバターライス 1400円

I      チョコレートケーキ(ガトーショコラ)        600円
J キャラメルのアイス                  400円

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こちらは「あわあわのナポリタン」。お子様用ですが、本気です。

「シェフお任せコース」

「シェフお任せA」 7,300
 小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン + デセール+ パン+ コーヒー + 小菓子3種 

「シェフお任せB 」8,900
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品 + メイン+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種 

「シェフお任せC 」10,800
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン2品+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種 

「シェフお任せD」 12,500
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品+ メイン2品+ デセール+パン + コーヒー + 小菓子3種 
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。

アレルギーや苦手な食材をお伝えください。

シェフが自らその日一番オススメな料理で、「シェフお任せコース」を組み立てます。
「お任せ頂いたからには」と、通常より内容がちょっとお得に。

<クルティーヌをご堪能いただくために。>

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「フランスの七年半」(電子書籍)
たくさんの方々のご要望により、フランス生活前半の色々な出来事をやっと電子書籍にまとめることができました。

「プロローグ」こちらより無料でお読みいただけます。

「フランスの七年半 (上)」594円(税込) は こちら
かなり読み応えあります。

クルティーヌの得意料理

クルティーヌで触れることの出来る世界一

<クルティーヌの食材(縁の下の力持ち)>


胡椒
胡椒続き

マカイバリ茶園

クルティーヌに来てくれたフランスの友人達

ウイリアム・ベルネー
ユーゴ・デノワイエー

ユーゴの肉

※ クルティーヌブログの更新は毎回クルティーヌのツイッター(https://twitter.com/maison_courtine】にて御知らせ致します。

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ラ・メゾン・クルティーヌ

Tel:03-6276-9938

住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10

HP:https://www.courtine.jp

Restaurant La Maison Courtine
Address : YS Disendantsu 1F, 3-37-10 Asagaya-minami Suginami-ku Tokyo
Tel : +81-(0)3-6276-9938
Closed : every second Wednesday, Thursday
Hours : Lunch 11:30a.m – 3:00p.m (L.O. 1:30p.m.)?Dinner 6:00p.m. – 11:00p.m. (L.O. 9:00p.m.)
2min. walk from JR Asagaya station south exit . Please turm right at the exit and walk along the railway track.(JR阿佐ケ谷駅南口より右へ 駅舎(荻窪方面)に沿って直進1分)

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2017年3月のメニュー

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こちらのページは 随時加筆してゆきます。

沈丁花:ダフネ・オドラ < Menu Daphne odora>     ¥ 8,900  (要予約)       4/ 6 まで


Petit Consomme double
小さな琥珀色のコンソメスープ 

あまりにも有名な、フランス料理の代名詞とも言われる料理です。
フランス時代のある日、気の置けない料理人と酒を飲みながら話していた時、ふとコンソメスープの話題になって、互いに熱を帯びてしまって気付いたら朝にだった、というくらい語りつくせない想いのある料理です。

ところが、最近はめっきり姿を見せなくなりました。
手間も時間もお金もかかる上に、技術的にもとても難しい。仕方がないといえば仕方がないのですが、唯一お目見えする結婚式の披露宴などでは、委託業者のレトルトのコンソメスープばかりが幅を利かせ、本来の姿に出会えず、個人的に辟易しているというのが正直なところです。

クルティーヌでは、オープン以来絶やさず作り続けています。
一番最初にお通し(アミューズ・ブーシュ)としてお出ししています。いえ、チャージ料も席料も頂かないので、厳密にはお通しとも違うのかもしれません。
「わざわざご足労いただきましてありがとうございます。ささやかなものではございますが…」という気持ちで差し上げる、料金を頂かない一皿となります。

が、しかし、いつまで続けられるかわかりません。経営者としては辞めるべきかもしれません。ですが、できる限り続けて行きたいと思います。
以前の記事から少し抜粋してご紹介します。

「この小さな琥珀色にとことんこだわって。」
45L鍋の底が見えるほど澄んだ黄金色のコンソメスープ。

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こちらのコンソメは、ディナーのアミューズ ブーシュとして登場します。ですので、ご来店くださるすべての方にご提供します。

材料は、牛骨10kg ヒナ鶏ガラ7kg 鶏手羽先5kg 仔牛のスネ肉4kg 仔牛スジ2kg 牛スジ2kg 牛挽肉3kg 玉ねぎ2kg 人参2kg セロリと根セロリ500g トマト600g ニンニク100g白ワインとコニャック1.5kg  ハーブやスパイスetcで 40.4kg。
こちらを煮込んで、コンソメスープのベースを作る。
そのベースへ、新たに挽肉などを加え、卵白で澄ませてゆくと…黄金色。

そして、黄金色を煮詰めて、凝縮させてゆくと… 琥珀色に変わる。
40kgの食材からゼラチン質を極力出さないようにして、旨味と香りのエキスだけを取り出した贅沢なコンソメスープの出来上がり。
40kgを超える材料を使い、2日かけて作って、出来上がりは僅か4L。

やはり、美味しいものは綺麗。

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Calmars firefly,bulot,Basilique,gelee de fleur de cerisier.
蛍烏賊と真粒貝とユリ根 バジル風味 桜のゼリー掛け /  ムントク白胡椒:インドネシア

Tagliatelle d’ Encornet et Asperge, botarga
アスパラガスと白イカのタリアテッレ見立て 唐墨 桜海老を散らして  / サラワク白:マレーシア  

Cremeaux  de Cresson
クレソンのクレムゥ /  ペンジャ白 : カメルーン

Bambou  poêlée et Garette de Crevette  sauce balsamique .
筍のポワレと天使の海老のガレット バルサミ・リエ カスタレードの香り添え
ムントク白/ インドネシア

Agneau printemps au fleur de cerisier.
春草を食むの仔羊と桜 山菜のソテ添え 長胡椒/ 石垣島

Sorbet Vodka et Gelée de hyuuganatsu . come salty dog.
 日向夏のソルティードッグ

Nougat glace de fleur de cerisier.
桜のヌガーグラッセ

Pain et Beurre
クルティーパン と フランス産パムプリーバター

Mignardise 3 valiete
小さな3種のフランス菓子

Café ou Thé ou Infusion.
食後のひととき
「阿佐ヶ谷カフェフレスコ」:エスプレッソ、コーヒー
「マカイバリ」:ダージリン、アッサム  又は  フレッシュハーブティー

※ 消費税は料金に含まれております。

※ コースの内容表記では、料理名だけに留めております。実際は料理によって胡椒も変え、調味いたします。

こちらのコースに合わせたカップリングワインも選びに選んだワインばかり。
相乗のマリアージュをお楽しみいただけます。
カップリングワインも是非ご検討ください。

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<  プリフィクス   > (フランスの伝統料理や古典、パリの頃からのクルティーヌのスペシャリテもお選び頂けるコース)
・レジェ(食の細い方の為の軽いコース) ¥ 4,900
小さな琥珀色のコンソメ+ 前菜 + メイン + デセール + パン + オリーブ油 + コーヒー又は 紅茶
・A ¥5,700
小さな琥珀色のコンソメ + 前菜2品 + メイン + デセール + パン + オリーブ油 + コーヒー 又は 紅茶
・B ¥7,600
小さな琥珀色のコンソメ + 前菜3品 + メ イ ン + デセール + パン + パンプリーバター + コーヒー 又は マカイバリ +3種の 小菓子
・C ¥8,400
小さな琥珀色のコンソメ+ 前菜2品 + メイン2品 + デセール + パン + パンプリーバター + コーヒー 又は マカイバリ +3種の 小菓子

・「シェフお任せコース」もございます。こちらのページの最後にご案内します。

< Les Entrees >  前菜

・マグレ鴨のパテ・ド・カンパーニュ  (カンポット赤完熟:カンボジア)

「パテ・ド・カンパーニュ」はフレンチ好きな方は食べたことあるかと思います。
美味しいですよね。もちろん豚肉を使ったものが正解です。正にそれこそがパテ・カンです。当然マグレ鴨を使ったパテ・ド・カンパーニュはまず召し上がったことはないと思います。
僕も聞いたことがありません。

ですが、マグレ鴨とフォアグラで作ってみたら、これがなんとも美味しいのです。
正直、毎回作るたびに、美味しくって驚いてしまいます。見た目はほとんど変わりませんが…。

・美食家のブーダン・ノワール  食べ比べ (長胡椒:石垣島)
(クリスチャン・パラの世界一のブーダン・ノワールと、クルティーヌのブーダン・ノワール食べ比べ)

豚の血と、21種スパイスを使ったフランス伝統料理をクラシカルに。長胡椒のアクセントで。 ノワールとは“黒”という意味。
詳しくはこちら

当店オリジナルレシピと共に、世界一との呼び声高いクリスチャン・パラのブーダンもフランスから届き、添えております。

なぜ2種類?という疑問を持たれるお客様が結構多いので簡単にご説明します。実は、クリスチャン・パラーのブーダン・ノワールに惚れ込んで、自分でレシピを起こしたのがクルティーヌのレシピの方です。
パリの一つ星当時、14区のラ・メゾン・クルティーヌでは、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを焼き上げて提供していました。
休憩時間や休みの日に勉強に行っていた熟成肉の名店  ル・セヴェロ でも、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを使っています。それほどに、シェフたちから信頼の厚いブーダン・ノワールですが、日本には、やっと最近(2015年11月)輸入が可能になったばかりで、それまでは日本では手に入りませんでした。

しかし、どうしてもフランス当時と同じクオリティのブーダン・ノワールを提供したくて、試行錯誤を続けてきたものが今日皆様に提供しているクルティーヌのブーダン・ノワールとなります。
その後、最近になって、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールが輸入されるようになり、だったらやはり本家の方を使うべきだよねってことで、クルティーヌのブーダン・ノワールの存在価値がなくなってしまいました。
そこで、せっかく作り上げたオリジナルのブーダン・ノワールのレシピなので、今度はその背中を追いかけるのではなく、独自の個性をもたせ、洗練させていきたい思うようになります。
ですので、クルティーヌのブーダン・ノワールの原点となってくれた感謝と、変わらぬ敬意、そのオマージュとして、クリスチャンパラーのブーダンノワールを焼き上げ、その横に、その背中を追いかけ、追い越したいと願い、成長を続けるクルティーヌのブーダン・ノワールを 置くことにしました。

2種類を食べ比べ、味わいの違いをお楽しみいただければ嬉しく思います。

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クルティーヌのブーダン・ノワールはテイクアウトもしております。
テイクアウトはこちら

・[+700-]  [八ヶ岳南麓ファームより届く菊芋の燻製 トリュフの香り / キュベベ黒:インドネシア

八ヶ岳に惚れ込んだ八巻さんが丹念に育てた旨味溢れる美味しい菊芋をゆっくり蒸し上げてから,燻製にしました。
栄養価の高い菊芋の皮をフリットして、ちらし、冬トリュフと共に。
その大地のマリアージュをお愉しみ下さい。

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・[+1,300円] ジビエのパテ・オン・クルート

パテオンクルート。
以前紹介した記事より抜粋しながらご紹介します。
クルティーヌのジビエは三重県から届くことが多いです。
それは、ジビエをクルティーヌへと届けてくださる、大切な猟師さんが主に三重を拠点にしているからです。
じつは、猟師さんは誰でもいいわけではありません。大切な友人とのつながりによって紹介された、信頼できる方というのが第一条件です。
こちらの猟師さんは、猟をした中でも、より、いいものをクルティーヌに送ってくださる貴重な方です。
まず、血抜きは猟で仕留めてから30分以内に綺麗に抜いてしまわなくてはいけません。なぜかですって? ここでジビエの肉の香りが決定します。ゆっくりしていては、血が回ってしまって、生臭みの残る血の匂いが肉に入り込んでしまいます。

ですので、猟師さんは命に誠実な方でなくてはいけません。
丁寧に素早く処理をするのは大変です。鹿を処理するところを想像してみてください。大きな本州鹿の血抜きなんて、おお仕事です。30分でやりきること自体、大変な労力と、神経を使います。そして、そのあとすぐに送っていただかなければいけません。 そういった誠実なお仕事ぶりは、届いたお肉に全て見えます。
食べればすぐにわかります。
こういう方々の命へのリスペクトがあるからこそ、僕も、もっともっと自然に感謝して料理しなければと身が引き締まる思いを強く持つことができるのだと思います。

クルティーヌの料理は全て自家製なので、パテ・オン・クルートの生地ももちろんタイミングを計ってフィユタージュ生地を折り使用します。手間と時間がかかりますがやはりこの生地でないとこの美味しさにはなりません。
滋味溢れる鹿や猪や、山鶉の旨味を一身にまとったこのパイの美味しさは格別です。
中心に据えた山鶉の胸肉とフォアグラはしっとりと仕上がっています。

まずはフィユタージュ生地を折って。

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焼く前

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焼き上がり

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コンソメを入れて

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まずは何もつけずにパテ・オン・クルートだけをお召し上がりください。それから、コンソメとトリュフのエスプーマーとともにお召し上がりいただければ、二度楽しめるかと思います。箸休めのピクルスのようなものは、グレックといって、「ギリシャ」という意味。こちらのグレックのレシピにもこだわっております。

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————– <要予約>     ———-
仕込みに3日以上必要なお料理もございます。ご予約の際にご確認ください。

・[+1,000-]フォアグラと季節の果実のミルフィーユ カカオ風味   冬トリュフの香り

今月は洋梨をフォアグラとフィユタージュに挟みました。この料理を目当てにご来店される方もおられます。食感と味わいのマリアージュをぜひお愉しみ下さい。ソースはマデラ酒とトリュフを使ったペリグーソース。

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・[+700-] 雷鳥のビスク   /    ケララ黒:インド

とうとうジビエの季節が終了しました。 もう入荷はありません。今ある分と、今熟成中の雷鳥で最後です。

ジビエの中でも一番クセの強い雷鳥。その雷鳥のクセを活かした一品を作りたくって考案しました。
本来、今月のオマール海老のビスクのように、甲殻類のビスクが有名ですが、その技術をジビエの鳥に応用した、実はかなりの技術と、手間と時間とお金を必要とする料理です。

ビスクの泡に雷鳥の肝や、フォワグラや、トリュフを練り込んだタルティーヌを沈めて。

今のところ、世界中で当店でしか食べられない料理のはず。
一押しの料理です。
是非お試しください。

(ムントク 白:インドネシア)

< Les Plats >   メイン

・本日の魚料理
その日の入荷によって内容が変わります。

・フランス郷土料理 ”ナヴァラン ダニョー” (仔羊のトマト煮込み)

フランス郷土料理 ”アッシ・パルマンティエ”(熟成肉、蝦夷鹿肉、桜肉、マッシュポテト)  (テリチェリー 黒:南インドの港街)
滋賀近江八幡の近江牛を当店で長期熟成させた熟成肉の切落とし、滋賀の猟師から直接届いた野生の日本鹿、同じく滋賀の猟師から届いた野生の猪を、香味野菜、赤ワイン、スパイス、ハーブとともにゆっくり2日間かけて煮込みました。 馬鈴薯のピュレと2層にしてアツアツをお召し上がり頂けます。
しっかりした旨味を持つソースも自慢です。

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過去のブログですが、よろしければこちらもご参考に。


短期熟成近江木下牛のポワレ”近江八幡 の 近江牛80g 追加50gにつき1,200-

[+1,500円]   長期熟成近江牛ランプ ポワレ 80g   追加50g 1500

ラ・メゾン・クルティーヌといえば熟成肉。
日本とフランスをひっくるめても本当に熟成肉を楽しめるレストランは少ないものです。
一口目は是非、温かいうちにお肉だけをお召し上がりください。噛めば噛むほどに味わいを増し、熟成香が立ってまいります。
100日以上の時間をかけ、ゆっくりと作り上げた熟成の個性は、やはり口内でじっくりとお召し上がりになることで完成いたします。

通常の、肉の出汁を使ったソースは邪魔になると考え、添えておりません。
唯一、熟成肉のために作り上げた10種類のハーブをブレンドするソース・デルブと共に、お好みで、ゲランドの塩の花、インドネシアのサラワク胡椒、バスク地方のピマン・デスペレット(一味唐辛子)で、お召し上がりください。

ご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。

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熟成肉話にご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。

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過去のブログですが、よろしければこちらもご参考に。

 < Options > オプション

・ [ + 500]      野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット 
パリ時代から人気のフリット。
野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット。 香りが、旨味が、普通のフリットとは違います。

・アシエット・フロマージュ (チーズの盛り合わせ)  4種 [ + 1,900]
メインの後に、もしお腹に余裕のある場合は、ぜひフロマージュをお召し上がりください。かの有名な美食家ぶりやサヴァランは、チーズのない食卓は片目のない美女だと言っています。

・フランス北部ノルマンディーから届くカマンベール
ナポレオン3世が気に入って世に広まったという比較的最近作られ始めたチーズ。1789年にカマンベール村で作られたのが最初だとか。チーズといえば?と世界各国で問いかけてみたところ、一番多く答えられたのが「カマンベール」だったとか。

・フランドル地方から届くミモレット
熟成が進む前はやわらかさもありますが、熟成が進むと水分も減り、熟成具合によっては外皮にナイフが入らないくらい硬くなります。中身もハードタイプのチーズらしいかみごたえのある歯ざわりが楽しめます。
濃厚な味わいで、熟成が進んだものは“からすみ”のようだとも例えられます。うまみを味わうのもミモレットの楽しみ。

・ブルゴーニュ地方からエポワース
ウオッシュチーズの代表格。マールと呼ばれる、ブルゴーニュ地方の蒸留酒(地酒)と塩水で洗いながら最低4週間は熟成させて、独特の香りと旨みを凝縮させます。かのブリヤ・サヴァランは、このチーズを指して「チーズの王」と呼んだとか。

・ミディ=ピレネー地方からロックフォール
フランス最古のチーズといわれている。
スールゾン村の地下に広がる洞窟で採取されたアオカビを使い、またこの洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものでないと、ロックフォールとして販売出来ない羊乳のチーズ。
数千年前、この村内のコンバール山の北側斜面に形成された巨大な洞窟で、羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着してこのチーズが出来たという伝説は有名。


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< Desserts > デセール

・モワローショコラ と カカオのソルベ

 ・ 柘榴(ザクロ)のユンヌルーシュ


・さっぱりと今月のソルベを2種

本日は洋梨のソルベ と 焼き茄子とシソのアイスクリームです。

お子様料理:(要予約)

A   ポタージュ                                            500円
C  ズワイ蟹のカニクリームコロッケ                   600円
B      鴨とフォアグラのパテ・ド・カンパーニュ                   900円
D フォアグラ入り洋風茶碗蒸しトリュフ風味                    900円
E      いろいろチーズの盛り合わせ                                1,100円

F      あわあわのナポリタン (80g)                                  1,000円
G     あわあわの甘口カレー                                  1,000円
H あわあわの熟成肉入りハンバーグ(40g)とバターライス 1,400円

<トッピング> (F,G,Hのお皿限定のトッピングです。)
熟成肉入りハンバーグ                       40g 800 円
生サルシッチャのソーセージ                                       1本      500円
G      チョコレートケーキ(ガトーショコラ)        600円
H  パリジェンヌのバニラアイス                  400円

「シェフお任せコース」

「シェフお任せA」 7,300
 小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン + デセール+ パン+ コーヒー + 小菓子3種 

「シェフお任せB 」8,900
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品 + メイン+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種 

「シェフお任せC 」10,800
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン2品+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種 

「シェフお任せD」 12,500
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品+ メイン2品+ デセール+パン + コーヒー + 小菓子3種 
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。

アレルギーや苦手な食材をお伝えください。

シェフが自らその日一番オススメな料理で、「シェフお任せコース」を組み立てます。
「お任せ頂いたからには」と、通常より内容がちょっとお得に。

<クルティーヌをご堪能いただくために。>

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「フランスの七年半」(電子書籍)
たくさんの方々のご要望により、フランス生活前半の色々な出来事をやっと電子書籍にまとめることができました。

「プロローグ」こちらより無料でお読みいただけます。

「フランスの七年半 (上)」594円(税込) は こちらよりお買い求めください。
かなり読み応えあります。
お買い求めくださる方が多くなったら、下巻も編集できます。

初めての電子書籍化です。
しかも、全て素人の僕が自分で作りました。
何かお気付きの点がありましたら、ご教授ください。もっともっと良いものに随時変えて行きたいと思います。

クルティーヌの得意料理

クルティーヌで触れることの出来る世界一

<クルティーヌの食材(縁の下の力持ち)>


胡椒
胡椒続き

マカイバリ茶園

クルティーヌに来てくれたフランスの友人達

ウイリアム・ベルネー
ユーゴ・デノワイエー

ユーゴの肉

※ クルティーヌブログの更新は毎回クルティーヌのツイッター(https://twitter.com/maison_courtine】にて御知らせ致します。

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ラ・メゾン・クルティーヌ

Tel:03-6276-9938

住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10

HP:https://www.courtine.jp

Restaurant La Maison Courtine
Address : YS Disendantsu 1F, 3-37-10 Asagaya-minami Suginami-ku Tokyo
Tel : +81-(0)3-6276-9938
Closed : every second Wednesday, Thursday
Hours : Lunch 11:30a.m – 3:00p.m (L.O. 1:30p.m.)?Dinner 6:00p.m. – 11:00p.m. (L.O. 9:00p.m.)
2min. walk from JR Asagaya station south exit . Please turm right at the exit and walk along the railway track.(JR阿佐ケ谷駅南口より右へ 駅舎(荻窪方面)に沿って直進1分)

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春の香り。 本日のおすすめは「ふきのとう」

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暖かくなってきましたね!

風が強い日が増えてきました。ほっこりとした日差しと風に乗って漂う春の香りが気持ちを晴れやかにしてくれますね。
外出するのが楽しいです。

さて、本日スポットを当てるは食材はふきのとう!

大粒で香り良し!が高知県から届きました。
ランチから全開で香り堪能のお皿をご用意します!

『 蕗の薹の一皿)ウフ・アラ・コック 』

こちらは、卵料理です。一般的には、一番ポピュラーな料理とも言える卵の料理。実は僕ら料理人にとって、とっても難しい料理と言われる料理の一つです。

今回のウフ・アラ・コックとは、「半熟卵」。
ルイ14世がこよなく愛した卵料理の一品で、実はとっても奥深い料理です。「ウフ・アラ・コック」とは(半熟卵の殻付き)という意味。
要するに、殻付きでないと提供できないほどにギリギリの火入れで提供するものです。

今回は、その殻付きでないと提供できないほどのギリギリ、ふわとろな卵の、しかもゆでたての崩れやすいものを、必死で殻をむいてアラミニッツで提供したいと思います。「殻取っちゃうのにウフ・アラ・コック」と言えるの? と感じるかもしれませんが、殻をつけてないと提供できないとされた火加減の卵の、その殻を非常に難しいバランスで、外すところに、クルティーヌで提供する価値があるということになります。 フランスの三つ星の戦場のような調理場で、大真面目に取り組む価値のある料理です。

今回は春風に乗ったふきのとうの香りと、春の代名詞プティサレ(海の塩草を食んだ仔羊)のベーコン、グリンピースなど春先取りの食材たちとともにご堪能いただきます。

どうぞお楽しみに。

 

続きまして、メインディッシュは

『 ふきのとうの一皿)鶏もも肉の香草パン粉焼き 』

肉の火入れで一番難しい鶏肉のお料理。そして、クルティーヌの得意料理です。
ハーブたっぷりの香草パン粉をまぶしたフランスを感じる一皿。
こちらにたっぷりのほうれん草とふきのとうをソテーして添えます。

シンブルですが、香りに溢れる一皿。きっと驚きの取り合わせですよ。

では、料理の準備に入ってきます!

おたのしみに!

 

 

 

「お花見!」  4月2日(日) 善福寺川公園

イベント情報!

4月2日(日)善福寺川公園にて恒例のお花見イベントを開催します!

日時:4月2日(日) 14:00 〜 17:00

場所:善福寺川公園緑地内(朝から場所取りに行ってきます。)

会費:5500円

軽いおつまみとちょっとした料理+飲み放題!

お待ちしております!

雨天の際はクルティーヌでパーティーしましょう。

詳細はまたこちらに書き込みます!少々お待ちください。

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ヴァレンタインデーディナーコンサート 

ヴァレンタインディナー! 終わってみればやはりとても素晴らしいディナーとなりました。

やはり高橋那菜さんは、とっても優しい音色を奏でる方でした。

ただ話をしたりしている分にはあどけなさの残る女性ですが、演奏が始まるとパッとプロミュージシャンの顔、雰囲気になります。
今回は、ディナーの最後、デザートとコーヒーを飲みながら聴く楽曲ということで、結構わかりやすくて、有名な曲をセレクトしてくれました。

またイベントをお願いしたいと思います。